英語の文章を読んでいると、「whatが目的語の役割をしているのに、その後ろにreallyのような副詞が置かれているのはなぜ?」と疑問に感じることがあります。特に関係詞や疑問詞を使った文では、語順の仕組みが分かりにくく感じられることがあります。
この記事では、「Students can do what they really want to do part-time jobs.」のような文を例に、whatの役割やreallyの位置、副詞がどこに置かれるのかについて詳しく解説します。
whatは本当に目的語なのかを確認する
まず、「whatが目的語」という考え方を整理する必要があります。英語のwhatには、文の中で名詞の働きをする「関係代名詞what」という使い方があります。
例えば、「I know what he wants.」という文では、「what he wants」が「彼が欲しいもの」という名詞のまとまりになります。この場合、whatはwantsの目的語の役割を持っています。
つまり、what自体が文の中で目的語になる場合でも、その後ろには通常の英文と同じように主語や副詞などが続くことがあります。
reallyは動詞や文全体を修飾する副詞
reallyは副詞で、「本当に」「とても」という意味を持ちます。副詞は名詞のように目的語になるものではなく、動詞や形容詞、文全体の意味を補足する役割があります。
そのため、whatの直後や後ろにreallyが置かれることは文法的に問題ありません。whatが目的語だからといって、その後ろに何も置けないわけではありません。
例えば、「what you really want」という表現では、「あなたが本当に欲しいもの」という意味になります。この場合、reallyはwantという動詞を修飾しています。
「what you really want」の語順を分解する
「what you really want」は、次のように分けて考えると理解しやすくなります。
what(あなたが欲しいもの)+you(主語)+really(本当に)+want(欲しい)
この中でwhatはwantの目的語ですが、what節の中では「you really want」という通常の文の語順が保たれています。
日本語では「あなたが本当に欲しいもの」のように「本当に」が前に来ますが、英語でも同じようにreallyは修飾する動詞の近くに置かれます。
「what really you want」は間違いなのか
英語では副詞の位置にある程度の自由がありますが、一般的な英文では「what you really want」の方が自然です。
「what really you want」とすると、reallyが文全体やwhat自体を強調しているような特殊なニュアンスになる場合がありますが、通常の会話や文章ではあまり使われません。
基本的には「主語+副詞+動詞」という形を意識すると、自然な英文を作ることができます。
例文で確認するwhat節と副詞の位置
例えば、以下のような文があります。
I understand what you really mean.
(私はあなたが本当に意味していることを理解しています。)
この文でもwhatはmeanの目的語ですが、その後ろにyou really meanという形が続いています。reallyはmeanを修飾しているため、この位置に置かれています。
同じように、「what you really want」「what you actually need」「what you usually do」など、副詞は節の中の動詞を修飾する位置に置かれることが多くあります。
まとめ
whatが目的語になる場合でも、その後ろにreallyのような副詞を置くことは可能です。理由は、what節の中では通常の英文と同じ語順が使われ、副詞はその中の動詞などを修飾するためです。
「what you really want」の場合、whatは「欲しいもの」という目的語の役割をしていますが、reallyはwantを説明しているため、whatの後ろに置かれています。
英語の語順を理解するには、whatだけを見るのではなく、「what節の中にどのような文が入っているか」を確認することが大切です。


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