英語の「S tell 人 to do」という形を見ると、「人=to do になるから第5文型なのでは?」と疑問に感じる人は多くいます。実際、この構文は第5文型(SVOC)として扱われる代表的な形の一つです。
この記事では、tell 人 to do の文型の仕組みや、なぜ「人」と「to do」がイコール関係になるのか、また第4文型との違いについて分かりやすく解説します。
tell 人 to do は基本的に第5文型(SVOC)になる
「S tell 人 to do」は、文型で表すと「S+V+O+C」の第5文型になります。ここで重要なのは、「人」が目的語(O)で、「to do」が補語(C)の働きをしている点です。
例えば、「I told him to study English.」という文を考えます。この場合、「I(S) told(V) him(O) to study English(C)」という構造になります。
意味は「私は彼に英語を勉強するように言った」です。この時、「him」と「to study English」には「彼=英語を勉強する」という関係があります。そのため、第5文型として説明できます。
第5文型の特徴はOとCが主語と述語の関係になること
第5文型の大きな特徴は、目的語(O)と補語(C)の間に「O=C」という関係が成立することです。
例えば、「I made him happy.」では、「him=happy」という関係があります。「彼は幸せな状態になった」という意味なので、第5文型になります。
同じように、「I told him to leave.」では、「him=to leave」という関係があります。つまり、「彼が去る」という内容を表しているため、第5文型になるのです。
tell 人 to do のto doは補語なのか
学校文法では、tell 人 to do のto不定詞部分を補語(C)として説明することが一般的です。ただし、より細かい言語学的な分析では、to不定詞を目的語補足語として扱うなど、説明方法に違いがあります。
重要なのは、文の意味として「人がto doする」という関係があることです。この関係があるため、第5文型として理解すると構造が分かりやすくなります。
例えば、「The teacher told the students to open their books.」では、「the students=open their books」という関係があります。「生徒たちが本を開く」という内容を先生が伝えたため、SVOCの形になります。
tell 人 to do と第4文型の違い
tellは「人に物を伝える」という意味で使われることもあります。そのため、第4文型と混同しやすい動詞です。
第4文型は「S+V+O+O」の形で、「人に物を与える」という構造です。例えば、「I told him the truth.」では、「私は彼に真実を伝えた」となり、「him=the truth」ではありません。
一方、「I told him to wait.」では、「him=to wait」という関係があるため、第5文型になります。
tell以外にも人+to doを取る動詞は多い
「人+to do」の形を取る動詞はtellだけではありません。ask、want、allow、expectなども同じような構造を作ります。
例えば、「I asked him to help me.」では、「him=help me」という関係があります。「私は彼に私を助けるよう頼んだ」という意味で、これも第5文型として考えられます。
また、「My parents want me to become a doctor.」では、「me=become a doctor」という関係が成立しているため、SVOCの構造になります。
まとめ|S tell 人 to do は人とto doの関係から第5文型になる
「S tell 人 to do」は、第5文型(SVOC)として考えることができます。理由は、目的語である「人」と補語である「to do」の間に「人=to doする」という主語・述語の関係があるためです。
「人に何かを伝える」という日本語の意味だけを見ると第4文型のように感じますが、英語の文構造では「誰が何をするのか」という関係を見ることが大切です。
英語の文型を判断するときは、単語の意味だけではなく、OとCの間にイコール関係があるかどうかを確認すると、第5文型を見分けやすくなります。


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