英検準2級を取得できる力があっても、大学受験の英語になると急に難しく感じる人は少なくありません。大学入試では単語だけではなく、英文の構造を理解する力や長文を読む力など、学校英語とは少し違った能力が求められます。
参考書を調べると「英文解釈」「文法問題集」「長文読解」など聞き慣れない言葉が出てきて、何から始めればよいかわからなくなることもあります。この記事では、英語を基礎から伸ばして大学受験につなげるための参考書選びと学習順序を解説します。
大学受験英語は単語だけでは伸びない理由
英語力を伸ばすためには、単語・文法・英文解釈・長文読解という複数の力を順番に身につける必要があります。
英検準2級を取得できている場合、基本的な英単語や英文への慣れはあります。しかし、大学受験では「単語の意味を知っている」だけではなく、「文章の中でどの意味が使われているか判断する力」や「英文の構造を正確に把握する力」が必要になります。
例えば、単語帳で「make=作る」と覚えていても、英文中の「make A B(AをBにする)」という形を知らなければ正確に読めません。そのため、単語学習と同時に文法や構造理解も進めることが大切です。
まず取り組みたい英単語帳の選び方
大学受験英語の土台になるのが英単語です。現在候補にしている「ターゲット1200」は、高校基礎レベルの単語を固める目的では使いやすい教材です。
ただし、大学受験を目指す場合は志望校のレベルによって、さらに上の単語帳が必要になる場合があります。
| 目的 | おすすめ教材例 |
|---|---|
| 高校英語の基礎固め | 英単語ターゲット1200 |
| 共通テストや一般入試対策 | 英単語ターゲット1900など |
| 難関大学対策 | 速読英単語 上級編など |
最初から難しい単語帳に挑戦すると挫折しやすいため、現在の実力に合ったレベルから始めることが重要です。
英文法を固めるためのおすすめ参考書
英文法は、英文を正確に読むための基礎になります。英検準2級レベルから大学受験へ進む場合、まずは高校英文法全体を整理する教材がおすすめです。
代表的な教材としては「大岩のいちばんはじめの英文法」や「Next Stage」「Vintage」などがあります。
ただし、いきなり問題集だけを解くのではなく、なぜその答えになるのかを理解することが大切です。文法は暗記科目ではなく、英文を読むためのルールとして学ぶと効果が高まります。
「英文解釈」とは何か?初心者向けに解説
英文解釈とは、英文の構造を分析して正しく意味を理解する練習のことです。
例えば、「The book written by my father is interesting.」という英文では、「written by my father」がどこにかかっているのかを判断する必要があります。
単語を知っていても文章の構造が理解できなければ、長文問題では点数につながりません。英文解釈は、単語と文法を学んだ後に取り組むことで、長文読解への橋渡しになります。
初心者の場合は「入門英文解釈の技術70」や「基礎英文解釈の技術100」など、基礎レベルから始められる教材が向いています。
長文読解は最後ではなく早めに触れる
大学受験では長文問題の配点が大きいため、早い段階から英文を読む習慣をつけることが大切です。
ただし、単語や文法が全く身についていない状態で長文だけを解いても、文章を推測するだけになってしまいます。
おすすめの流れは、単語と文法を進めながら短い英文で読解練習を行い、徐々に長い文章へ移行する方法です。
例えば、最初は1日10分程度で英文を読む練習を行い、慣れてきたら共通テスト形式や志望大学の過去問へ進むと無理なく力を伸ばせます。
通信制高校から大学受験を目指す場合の勉強計画
通信制高校の場合、自分で学習時間を管理できることが大きな強みになります。その一方で、学習計画を立てないと英語の勉強が後回しになりやすいため注意が必要です。
例えば、最初の3か月は以下のような流れで進めることができます。
- 1か月目:英単語と英文法の基礎固め
- 2か月目:文法問題演習と英文解釈の開始
- 3か月目:短めの長文読解に挑戦
大切なのは、参考書をたくさん集めることではなく、1冊を繰り返して確実に身につけることです。
まとめ|英検準2級から大学受験英語へ伸ばすには順番が大切
英検準2級を取得できていることは、大学受験英語を始めるうえで十分なスタート地点になります。英語が苦手だと感じても、基礎から順番に学習すれば伸ばすことは可能です。
おすすめの学習順序は、英単語、英文法、英文解釈、長文読解です。参考書選びで迷った場合は、多くの教材を買うよりも、自分のレベルに合った1冊を繰り返し使うことが重要です。
大学受験英語は短期間で完成するものではありませんが、毎日の積み重ねによって確実に力になります。まずは基礎固めから始め、自信を持って次のステップへ進んでいきましょう。


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