英語のRの発音は、日本語にはない音のため、単語によって「母音を発音してからRをつけているように聞こえる場合」と「子音や母音と同時にRを発音しているように聞こえる場合」があります。
parkやdark、nervousやunderなどの単語で感じる違いは、Rそのものの違いではなく、Rの前にある音とのつながり方によるものです。この記事では、英語のR音がどのように作られているのか、単語ごとの違いを詳しく解説します。
parkやdarkのRは母音の後ろにつくR
parkやdarkのような単語では、Rは母音の後ろに置かれています。このようなRは「後続するR(post-vocalic r)」と呼ばれることがあります。
例えばparkは、発音記号では「pɑːrk」やアメリカ英語では「pɑrk」のように表されます。音の流れとしては「パー」のような母音を出したあと、舌の位置をRの形に変化させます。
ただし、英語では日本語のように「パ・ア・ル・ク」と区切って発音するわけではありません。母音からRへ滑らかにつながるため、「母音を発音してからRを加えている」と感じやすくなります。
nervousやunderのRは母音と一体化した音になる
一方、nervousやunderの場合、Rの前にある音が違うため、Rが同時に発音されているように聞こえます。
nervousは「ner-vous」、underは「un-der」のように、Rの前に母音があり、その母音がRの影響を受けます。特にアメリカ英語では、Rの直前の母音が「R色の母音(r-colored vowel)」になります。
つまり、nervousの「er」やunderの「er」は、「母音+R」と別々に発音するのではなく、Rの響きを含んだ一つの母音のような音になります。
erが関係しているのか?
質問にある通り、「er」は大きく関係しています。英語の「er」は単なる「エ+R」ではなく、英語では特殊な音として扱われます。
例えば、以下の単語のerはすべて同じようなR音を含みます。
- her(彼女の)
- bird(鳥)
- nervous(緊張した)
- under(下に)
これらの単語では、舌を少し奥に引き、舌先をどこにもつけない状態でRの響きを作ります。そのため、「エ」と「R」を別々に発音する感覚ではなく、一つの音として感じます。
英語のRは前の音によって聞こえ方が変わる
Rの発音自体は基本的に同じですが、前にある音によって聞こえ方が変わります。
| 単語 | 音の特徴 |
|---|---|
| park | 母音の後ろにRが続くため、母音からRへ移動する |
| dark | 母音+Rの組み合わせ |
| nervous | erがR色の母音になる |
| under | erの部分が一つの音として発音される |
例えばparkの場合、「アー」という音を伸ばしてから舌をRの形に近づけます。一方、nervousの場合は最初からRの響きを含んだ母音を作るため、同時に発音しているように聞こえます。
日本人がRの発音で注意したいポイント
日本語には「ラ行」の音がありますが、英語のRとは作り方が大きく異なります。日本語のラ行では舌先が歯茎付近に触れますが、英語のRでは舌をどこにもつけません。
そのため、parkを「パーク」と日本語の感覚で発音すると、最後の「ク」の前に日本語のル音が入ってしまうことがあります。
練習するときは、Rを「ル」と発音するのではなく、舌を奥に引いて、口の中に空間を作るイメージで発音すると英語らしい音になります。
まとめ|parkとnervousのRの違いは音のつながり方
parkやdarkでは、母音の後ろにRが続くため、「母音を発音した後にRへ移る」ように聞こえます。
一方、nervousやunderでは「er」がRの影響を受けた特殊な母音になっているため、子音や母音とRを同時に発音しているように感じます。
つまり、違いはRの発音方法ではなく、Rの前にある音との組み合わせです。英語のRを正しく理解するには、単語ごとに分けて覚えるよりも、音のつながりとして練習することが重要です。


コメント