英文解釈の参考書を進めていると、急に文章が読めなくなったり、正答率が下がったりすることがあります。特に高校3年生で大学受験を意識している時期は、難しい教材に挑戦するほど「自分は英語ができないのでは」と不安になることもあります。この記事では、英文解釈の教材で難易度が上がった時の考え方や、Rules2を続けるべきか、Rules1に戻るべきかを判断する方法について解説します。
英文解釈Rules2で正答率が下がるのは珍しいことではない
英文解釈の参考書は、レベルが上がるほど単純な文構造ではなくなります。Rules1では理解できていた英文でも、Rules2になると複雑な修飾関係や省略、抽象的な内容が増えるため、急に難しく感じることがあります。
そのため、Rules2で正答率が5割程度だからといって、必ずしも基礎が不足しているとは限りません。むしろ解説を読んだ後に構文が理解でき、もう一度読むと意味が取れるのであれば、成長途中の段階と言えます。
英文解釈では「初見で完璧に読めること」だけが目的ではありません。間違えた原因を分析し、次に同じ構造が出た時に読めるようになることが重要です。
Rules1が完璧でもRules2が難しい理由
Rules1とRules2では、扱う英文のレベルに大きな差があります。Rules1で全問正解できることは、基礎的な英文構造を理解できている証拠ですが、そのままRules2でも同じように読めるとは限りません。
例えば、Rules1では「主語・動詞・目的語」の関係が比較的分かりやすい文章が中心ですが、Rules2では一つの文の中に複数の節が入り、どこが主語なのか、どの部分が修飾なのかを判断する力が必要になります。
これは英語力が不足しているというより、新しい読解技術を身につける段階に入ったと考えるべきです。
Rules2を続けるべき人とRules1に戻った方がいい人
Rules2を続けても問題ないのは、以下のような状態の人です。
- 解説を読めば構文が理解できる
- 知らない単語を調べれば文章の意味が分かる
- 間違えた理由を説明できる
- 復習すると同じ英文は読めるようになる
この場合は、難しい英文に慣れる途中なので、そのままRules2を進める価値があります。
一方で、Rules1に戻った方がよいケースもあります。例えば、基本的なSVOCが毎回判断できない、品詞が分からない、簡単な英文でも意味が取れない場合は、基礎を固め直した方が効率的です。
単語不足が原因の場合は英文解釈だけでは改善しにくい
英文が読めない原因として非常に多いのが、単語力不足です。構文が分かっていても、単語の意味が分からなければ文章全体の内容は理解できません。
例えば、「主語は分かる」「動詞も分かる」「構造も取れる」という状態でも、重要単語が5個分からなければ文章の内容は推測に頼ることになります。
Rules2を進めながら、同時に英単語帳の復習時間を確保することがおすすめです。英文解釈の勉強と単語学習は別々ではなく、組み合わせることで効果が高まります。
おすすめのRules2の進め方
Rules2で苦戦している場合は、最初から全問正解を目指す必要はありません。以下の流れで復習すると効果的です。
- まず自力でSVOCや構文を考える
- 間違えた部分を解説で確認する
- なぜその構造になるのか理解する
- 数日後にもう一度同じ英文を読む
例えば、初回は5割しか正解できなくても、復習後に8割以上理解できるなら問題ありません。英文解釈では、できなかった問題から学ぶことが実力につながります。
逆に、毎回解説を読んでも構造が理解できない場合は、Rules1の復習や基礎英文法の確認を入れるとよいでしょう。
大学受験英語では「難しい教材を避けないこと」も重要
受験勉強では、自分が簡単に感じる教材だけを続けても大きな伸びは期待できません。少し難しい教材に取り組み、理解できる範囲を広げることが必要です。
ただし、難しすぎる教材を無理に続けると効率が悪くなります。目安として、解説を読んで納得できるなら挑戦を続け、何度読んでも理解できない場合は一度基礎へ戻る判断をしましょう。
まとめ|Rules2で苦戦しても焦ってRules1に戻る必要はない
英文解釈Rules2で正答率が5割程度でも、解説を読めば構文が理解できるのであれば、そのまま進めて問題ありません。
Rules1で完璧に読めることと、Rules2を初見で読めることの間には大きな差があります。難易度が上がったことで苦戦しているだけの場合も多いため、復習を重視しながら進めることが大切です。
ただし、単語不足や基本構文の理解不足が原因なら、単語帳や基礎英文法の復習も並行しましょう。難しい英文に挑戦しながら基礎を補強することで、受験英語の読解力は着実に伸びていきます。


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