ツバメの雛が成長すると、巣の下に落ちるフンの量が増えて「これは普通なのだろうか」と心配になることがあります。特に巣立ち直前の時期は、雛が大きくなり食べる量も増えるため、排泄物の量にも変化が見られます。
この記事では、巣立ちまで一週間ほどになったツバメの雛のフンの量の目安や、フンから分かる成長の様子、注意したい異常について詳しく解説します。
巣立ち前のツバメの雛はフンの量が多くなる
ツバメの雛は巣立ちが近づくにつれて体が大きくなり、親鳥から運ばれるエサの量も増えます。そのため、当然ながら排泄するフンの量も増えていきます。
特に巣立ち前の一週間ほどは、雛がほぼ成鳥と同じ大きさまで成長している時期です。小さい頃と比べると食べる量が大きく増えるため、巣の下が短時間で汚れることも珍しくありません。
フンが増えること自体は、雛が順調に成長しているサインの一つと考えられます。
ツバメの雛1羽あたりのフンの回数の目安
ツバメの雛の排泄回数は、エサを食べる頻度や気温、成長段階によって変化します。そのため「必ず1日に何個」と決まっているわけではありません。
一般的に、巣立ち直前の雛は親鳥から何度も給餌を受けるため、1羽あたり1日に数回から十数回程度のフンをすることがあります。
例えば、5羽の雛がいる巣であれば、1日に数十個程度のフンが落ちても不思議ではありません。観察する時間帯によっては、数時間でまとまった量のフンが確認できることもあります。
ツバメの雛のフンはどのように排泄されるのか
ツバメの雛は、巣を汚さないように「フン袋」と呼ばれる膜に包まれた状態の排泄物をします。
親鳥は雛が出したフン袋をくわえて巣の外へ運び、巣の周囲を清潔に保ちます。しかし、雛が大きくなるとフンの量も増え、親鳥がすべて運びきれない場合があります。
また、巣立ち直前になると雛自身が巣の外側に向かって排泄するようになるため、巣の真下にフンが落ちる量が増えることがあります。
フンの量が多い場合は雛が元気な証拠の場合もある
ツバメの巣の下に大量のフンがあると、「体調が悪いのでは」と心配になるかもしれません。しかし、多くの場合は食欲があり、正常に成長している結果です。
例えば、親鳥が頻繁に巣へ戻ってきている、雛が口を大きく開けてエサをねだっている、羽が生えそろってきている場合は、順調に育っている可能性が高いです。
巣立ち前の時期は、雛の体力を作るために多くのエネルギーが必要になります。そのため、食べる量と排泄量が増えるのは自然なことです。
フンの状態から確認できるツバメの雛の健康
量だけでなく、フンの状態を見ることでも雛の様子をある程度確認できます。
| 状態 | 考えられること |
|---|---|
| 白黒でまとまっている | 通常のツバメのフンである可能性が高い |
| 急に量が減る | 親鳥の給餌回数や雛の状態を確認する必要がある |
| 水っぽい状態が続く | 体調不良の可能性もあるため注意する |
ただし、野鳥は自然環境の影響を受けるため、フンだけで健康状態を判断することはできません。雛の動きや親鳥の様子と合わせて観察することが大切です。
巣の下のフン掃除で注意すること
ツバメの巣の下は衛生面が気になることがありますが、雛がいる期間は巣や雛に触れないよう注意しましょう。
巣の真下に新聞紙や段ボールなどを敷いておくと、フンの掃除がしやすくなります。ただし、親鳥が警戒するような大きな変更や頻繁な作業は避けた方がよいです。
例えば、巣の位置を変えたり、雛を触ったりすると、親鳥が警戒して給餌に影響する可能性があります。
まとめ
巣立ちまで一週間ほどのツバメの雛は、体が大きくなり食べる量も増えるため、フンの量が多くなるのが普通です。
1羽あたりの排泄回数には個体差がありますが、1日に数回から十数回程度のフンをすることがあり、複数の雛がいる巣ではかなりの量になることがあります。
フンが増えていることは、元気に成長している証拠である場合も多いです。親鳥の給餌や雛の動きを確認しながら、巣立ちの日まで温かく見守ることが大切です。


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