ペットボトルバナナトラップでクワガタを採集する方法|足場の枝の付け方と設置のコツを解説

昆虫

ペットボトルを利用したバナナトラップ(通称ノムラホイホイ)は、手軽に作れる昆虫採集方法として人気があります。特にミヤマクワガタやカブトムシなどを狙う場合、エサの発酵具合だけでなく、トラップへ入りやすい足場作りや設置方法も重要になります。

この記事では、空中に吊るすタイプのペットボトルバナナトラップでクワガタを呼ぶ場合、枝などの足場は必要なのか、どのように設置すると効果的なのかについて詳しく解説します。

バナナトラップで足場は必要なのか

クワガタやカブトムシは、飛んできた後に必ず何かへ着地してから移動します。そのため、空中にペットボトルだけがぶら下がっている状態でも誘引される可能性はありますが、止まる場所が少ないと利用されにくい場合があります。

特にミヤマクワガタは、樹木の幹や枝などに止まる習性があります。そのため、自然界に近い状態を作るために枝などの足場を用意することは有効です。

ただし、足場を増やせば必ず捕獲率が大幅に上がるというわけではありません。設置場所や周囲の環境、香りの広がり方のほうが影響することも多いです。

枝の足場は四方向につけたほうが良いのか

ペットボトルの周囲に枝を複数取り付ける方法は、着地できる場所を増やすという意味ではメリットがあります。

例えば、1本だけ枝を横に出すよりも、四方向に細めの枝を配置したほうが、飛来したクワガタがどの方向から来ても止まりやすくなります。

しかし、腕ほどの太さの枝を大量につける必要はありません。クワガタがつかまれる程度の太さで、表面がザラザラした自然な枝のほうが適しています。

クワガタが止まりやすい足場作りのポイント

足場として使う枝は、ツルツルした加工木材よりも樹皮が残った自然の枝がおすすめです。クワガタの脚には細かな突起があり、樹皮の凹凸を利用して体を固定します。

また、枝の位置はペットボトルの入口付近やエサの近くに配置すると、止まった個体がトラップへ移動しやすくなります。

例えば、ペットボトルの横にY字型の枝を取り付けると、飛来したクワガタが枝に止まり、そのままエサの匂いを確認しやすくなります。

空中設置する場合のおすすめ設置方法

ミヤマクワガタを狙う場合、トラップはできるだけ自然環境に近い場所へ設置することが重要です。木の近く、林の縁、雑木がある場所などは飛来する可能性が高まります。

自宅の軒下に設置する場合でも、明るすぎる照明の近くより、夜間に暗くなる場所のほうが昆虫は寄りやすくなります。

また、風で大きく揺れる場所ではクワガタが止まりにくいため、枝やロープで安定させることも大切です。

バナナトラップで重要なのは足場よりも匂いと設置場所

足場作りは捕獲率を高める工夫の一つですが、最も重要なのはエサの状態と設置場所です。

クワガタは発酵した果物の甘い匂いに引き寄せられます。バナナを焼酎や黒糖などで発酵させたものは、昆虫を誘引する匂いが強くなります。

例えば、枝を四方向につけた完璧なトラップでも、クワガタの通り道から外れていれば飛来しません。一方で、木の近くに簡単なトラップを設置しただけで多くの昆虫が来ることもあります。

まとめ

ペットボトルバナナトラップを空中設置する場合、枝などの足場を付けることはクワガタが着地しやすくなるため有効です。

四方向に枝を配置する方法も悪くありませんが、重要なのは自然な樹皮付きの枝を使い、クワガタがつかまりやすい環境を作ることです。

ただし、捕獲成功率を左右する最大の要素は足場よりも、発酵したエサの匂い、設置する高さ、周囲の樹木環境です。足場作りと合わせて、クワガタが普段活動している場所に近づけることが効果的な採集につながります。

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