英語のスポーツ記事やSNSでは、選手同士の表情や雰囲気を表現するために、教科書ではあまり見かけない自然な言い回しが使われることがあります。今回の「Darvish and Ohtani are giving each other that look like.」も、直訳すると意味が分かりにくい表現です。
この記事では、この英文の文構造や単語の役割、日本語で自然に理解するための考え方について解説します。
英文全体の意味
「Darvish and Ohtani are giving each other that look like.」は、自然な日本語にすると「ダルビッシュと大谷は、お互いに『あの表情』を向け合っている」「ダルビッシュと大谷は、『こいつをメジャーに連れて行くべきか?』というような目をお互いにしている」というような意味になります。
ここでのポイントは、直後に続く「Should we take this guy to the major?」というセリフとセットで理解することです。
つまり、2人が実際に言葉に出しているわけではなく、表情から「この選手をメジャーに連れて行くべきだろうか?」と考えているように見える、というユーモラスな表現です。
文構造の解説
文を分解すると以下のようになります。
Darvish and Ohtani / are giving / each other / that look like.
Darvish and Ohtani:主語「ダルビッシュと大谷」
are givingeach otherthat look
「give someone a look」は、「人に視線を向ける」「誰かを見る」という意味で使われます。
例えば「She gave me a strange look.」なら、「彼女は私に変な目を向けた」という意味になります。
「that look like」の意味
「that look」は、この場合「言葉にしなくても分かるような特定の表情」を指しています。
英語では、話し手と聞き手の間で共通認識があるものを「that」で指すことがあります。日本語でいう「ほら、あの顔」「あの感じ」に近いニュアンスです。
また、「like」は後ろに省略された内容があると考えると理解しやすくなります。
完全な形に近づけると「that look like they are thinking something such as…(〜のような表情)」というイメージです。
「Should we take this guy to the major?」の文構造
次の文章は疑問文です。
Should we take this guy to the major?
それぞれ分解すると以下の意味になります。
Should we:「私たちは〜すべきだろうか」
take:「連れて行く」
this guy:「この人、この選手」
to the major:「メジャーへ」
直訳すると「私たちはこの男をメジャーへ連れて行くべきですか?」になります。
ただし、野球の文脈では「major」は「Major League Baseball(MLB)」を指しているため、「この選手をメジャーリーグに行かせるべきか?」という意味になります。
スポーツ英語でよくある表現方法
スポーツ記事やSNSでは、選手の表情や仕草を使って気持ちを表現することがよくあります。
例えば「They gave each other a knowing look.」という表現は、「2人は何か分かり合ったような目を交わした」という意味になります。
今回の英文も同じように、ダルビッシュ選手と大谷選手が若い選手を見ながら、「この選手はすごい」「メジャー級ではないか」と感じているような場面を表現しています。
まとめ
「Darvish and Ohtani are giving each other that look like.」は、直訳すると分かりにくいですが、「ダルビッシュと大谷がお互いに意味ありげな表情をしている」という意味です。
「give someone a look」は「視線や表情を向ける」、「that look」は「あの表情・あの目つき」というニュアンスになります。
また、「Should we take this guy to the major?」は「この選手をメジャーリーグに連れて行くべきでは?」という意味で、2人の表情から読み取れる考えを面白く表現した英文です。


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