英文法の問題集に取り組んでいると、最初は高得点だったのに途中から点数が下がってしまうことがあります。特に「解説を読めば分かるのに、なぜ本番では間違えたのか分からない」という状態は、多くの受験生が経験する悩みです。
しかし、このような点数の低下は必ずしも英語力が落ちたという意味ではありません。原因を正しく分析し、復習方法を変えることで安定して得点できるようになります。
英文法問題集の点数が下がる主な原因
英文法の問題演習で点数が落ちる理由として多いのが、「知識が定着していない状態で問題数だけを進めていること」です。
解説を読んだ瞬間に「そうだった」と思える問題は、知識が完全になくなっているわけではありません。しかし、自分で答えを導き出す段階まで記憶が定着していない可能性があります。
例えば、選択肢を見れば正解が分かるけれど、何もない状態で英文を見たときに判断できない場合は、まだ実戦で使える知識になっていません。
「解説を読めば分かる」の正体
問題を間違えた後に解説を読んで納得することは、学習ではよくあることです。しかし、納得しただけでは次に同じ問題が出たときに正解できるとは限りません。
これは「理解」と「運用」の違いが関係しています。解説を読んで理解する力と、自分で瞬時に判断する力は別の能力です。
例えば、関係代名詞の使い方を説明されれば理解できても、長い英文の中で「ここは関係代名詞が必要だ」と判断するには繰り返し練習が必要になります。
点数が下がった時に確認したいポイント
問題集の点数が下がった場合は、単純に正解数だけを見るのではなく、間違えた理由を分類することが重要です。
| 間違いの原因 | 対策 |
|---|---|
| 単語の意味が分からない | 単語学習を強化する |
| 文法知識を忘れていた | 例文と一緒に復習する |
| 知識はあるが判断できない | 類題演習を増やす |
| 問題文を読み違えた | 解答根拠を確認する |
特に「知っていたのに間違えた問題」は、伸びしろが大きい部分です。復習によって得点源に変えやすいため、優先的に取り組みましょう。
英文法の点数を安定させる復習方法
英文法問題集は、解いて終わりにするのではなく、間違えた問題を何度も解き直すことが大切です。
おすすめの方法は、間違えた問題だけをまとめたリストを作り、数日後にもう一度解くことです。その際、答えだけではなく「なぜその選択肢になるのか」を説明できるか確認します。
例えば、「過去形だからこの答え」ではなく、「この文では過去のある時点より前の出来事を表しているため過去完了が必要」というように理由まで言える状態を目指します。
演習不足だけが原因とは限らない
問題集の点数が落ちた場合、「演習不足」と考えることは間違いではありません。しかし、ただ問題を大量に解くだけでは効果が薄い場合があります。
大切なのは、解いた問題から何を吸収するかです。同じ100問を一度だけ解くより、間違えた20問を完璧にできるまで繰り返すほうが、得点力につながることもあります。
英文法は積み重ねの科目です。一度覚えたと思った内容でも、時間が経つと忘れるため、定期的な復習によって知識を維持することが重要です。
まとめ
英文法問題集で第1回より途中の回で点数が下がることは珍しいことではありません。多くの場合、能力が下がったのではなく、まだ知識が定着途中であることが原因です。
「解説を読めば分かる」という状態から、「問題を見た瞬間に根拠を持って答えられる」状態へ進むには、繰り返し演習と復習が必要です。
間違えた問題を分析し、理由まで説明できるように復習すれば、英文法の点数は安定して伸ばしていくことができます。


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