小数の足し算は、筆算を使えば簡単にできますが、暗算で考える力を身につけるには数の分け方を理解することが大切です。特に9歳頃の子どもには、数字をただ計算するのではなく、1つの数を分かりやすいまとまりに変える方法を教えると理解しやすくなります。
ここでは、1.8+0.7を筆算を使わずに求める方法を、子どもがイメージしやすい考え方で解説します。
小数の足し算は「1の位」と「小数の部分」に分けて考える
1.8という数字は、「1」と「0.8」に分けることができます。
同じように0.7は「0」と「0.7」です。
つまり、
1.8+0.7=(1+0.8)+0.7
と考えることができます。
まず整数の部分と小数の部分を分けると、計算の意味が分かりやすくなります。
0.8と0.7を合わせて1にする考え方
1.8の中にある0.8に注目します。
0.8にあと0.2を足すと1になります。
そこで、0.7を「0.2」と「0.5」に分けて考えます。
すると、
1.8+0.7=1.8+0.2+0.5
となります。
ここで、1.8+0.2はちょうど2になります。
そのため、
2+0.5=2.5
となり、答えは2.5です。
お金に置き換えると理解しやすい
小数が苦手な子どもには、お金で考える方法もおすすめです。
例えば1.8円を「1円と80銭」、0.7円を「70銭」と考えます。
80銭と70銭を合わせると150銭です。150銭は1円50銭なので、
1円+1円50銭=2円50銭
つまり2.5になります。
小数は見えにくい数字ですが、お金や長さなどの具体的なものに置き換えると理解しやすくなります。
別の方法:0.1を単位にして考える
小数第一位までの数字は、「0.1がいくつあるか」と考えることもできます。
1.8は0.1が18個、0.7は0.1が7個あります。
合わせると、
18個+7個=25個
になります。
0.1が25個あるということは、
25×0.1=2.5
です。
この考え方は、小数の仕組みを理解するうえでとても大切です。
9歳の子どもに教えるときのポイント
小数の計算を教えるときは、「小数点をそろえて計算する」というルールだけを覚えさせるよりも、数字の中身を理解させることが重要です。
例えば、
「1.8に0.7を足す」ということは、「1.8に7個の0.1を足すこと」と説明すると、小数の意味が分かりやすくなります。
また、最初から答えを教えるのではなく、「0.8に何を足したら1になる?」のように質問しながら考えさせると、暗算の力が育ちます。
まとめ
1.8+0.7は筆算を使わなくても、数字を分けて考えることで計算できます。
おすすめの考え方は、0.8と0.7を合わせて1を作る方法です。
1.8+0.7=1.8+0.2+0.5=2+0.5=2.5
という流れで考えると、9歳の子どもでも理解しやすくなります。
小数の計算では、決まったやり方を暗記するだけでなく、「数字をどう組み合わせると簡単になるか」を考える習慣をつけることが大切です。


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