中学英語は、最初は簡単に感じても、文の形や単語量が増える中2頃から急に難しく感じる人が多くいます。特に不登校期間があった場合や、基礎を十分に固める前に授業が進んでしまった場合は、「何が分からないのかも分からない」という状態になりやすいです。
しかし、英語は才能で決まる教科ではありません。英文の基本の形を理解し、単語の覚え方を変え、少しずつ積み重ねれば必ず伸ばすことができます。この記事では、中学生が英語を苦手から克服するための具体的な方法を解説します。
英語が苦手な原因は「基礎の穴」が残っていることが多い
英語が分からない原因として多いのは、現在習っている内容が難しいのではなく、その前の基礎が抜けていることです。
例えば、英文の並べ方が分からない場合、単純に文法の知識不足ではなく、「英語はどの順番で言葉を置くのか」という基本ルールが身についていない可能性があります。
日本語は「私は昨日学校へ行った」のように比較的自由な語順ですが、英語は基本的に「誰が→どうする→何を」という順番が重要です。このルールを理解すると英文はかなり読みやすくなります。
まず覚えるべき英文の基本の並べ方
中学英語で最も重要なのは、英文の基本形を覚えることです。最初から複雑な文章を理解しようとする必要はありません。
英語の基本は主に以下の形です。
- 主語(誰が)+動詞(どうする)
- 主語+動詞+目的語(何を)
- 主語+be動詞+説明
例えば、「私は野球をします」は「I play baseball.」になります。
I=私は、play=する、baseball=野球を、という順番です。日本語では「野球をします」と後ろに来る言葉が先に出ますが、英語では基本的に「するもの」を動詞の後ろに置きます。
このような基本文を何度も練習することで、長い英文でも組み立て方が分かるようになります。
単語が覚えられないときの効果的な方法
英語の単語を覚えるとき、単語帳をただ眺めるだけでは覚えにくいことがあります。おすすめは、実際に使いながら覚える方法です。
例えば、「study=勉強する」を覚える場合、「study」だけを見るのではなく、「I study English.(私は英語を勉強します)」のように文章で覚えると記憶に残りやすくなります。
また、一度で完璧に覚えようとしないことも大切です。人間の記憶は何度も思い出すことで強くなるため、毎日少しずつ復習する方が効果的です。
英語の点数を上げるための毎日の勉強方法
英語を伸ばすには、短時間でも毎日続けることが重要です。例えば、次のような勉強方法がおすすめです。
- ① 教科書の英文を音読する
- ② 分からない単語を調べる
- ③ 基本文を日本語から英語にする練習をする
- ④ 前日に覚えた単語を復習する
特に音読は効果的です。英文を声に出すことで、英語の語順に慣れることができ、「英語を日本語に直さなくても意味が分かる力」が少しずつ身につきます。
例えば、毎日10分でも教科書の英文を読む習慣を作るだけで、英文を見ることへの抵抗感は減っていきます。
塾で分かったふりをしないことが成績アップの近道
英語が苦手な人ほど、「先生に質問したら恥ずかしい」「こんなことも分からないと思われそう」と感じることがあります。しかし、分からない部分をそのままにすると、後からさらに理解が難しくなります。
先生は、分からないことを質問されるためにいます。「be動詞と一般動詞の違いが分かりません」「この英文の順番が分かりません」のような基本的な質問でも問題ありません。
もし直接聞くことが難しい場合は、質問したい内容をノートに書いてから聞く方法もあります。少しずつ質問する練習をすることで、勉強への自信もついてきます。
高校受験を考えるなら今から基礎をやり直しても遅くない
中2の時点で英語が苦手でも、基礎からやり直せば十分に挽回できます。むしろ中2の段階で苦手に気づけたことは大きなメリットです。
例えば、1日30分英語の基礎練習を続ければ、数か月後には英文を見る抵抗感が大きく変わります。大切なのは、難しい問題に挑戦する前に、基本を完璧に近づけることです。
レベルの高い高校を目指す場合でも、まずは中1英語のbe動詞、一般動詞、疑問文、否定文などを復習することが最短ルートになることがあります。
まとめ
英語が分からない状態から抜け出すには、英文の基本の並び方を理解し、単語を文章の中で覚えることが大切です。
特に中学生の英語は、基礎がつながっている教科なので、分からない部分まで戻って学び直せば必ず理解できるようになります。
「英語が苦手だからできない」のではなく、「まだ理解するための土台が足りない」だけの場合が多いです。毎日の少しずつの積み重ねと、分からないことを質問する勇気が、英語力を伸ばす一番の方法です。


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