英語の分詞構文では、元の文の時制や動作の順番によって適切な形を選ぶ必要があります。「As I had done my homework, I went to the shopping mall.」のように、過去のある時点より前に完了した動作を表す場合、どのように分詞構文へ変えるのか迷うことがあります。
この記事では、この英文を分詞構文に書き換える方法と、なぜ完了形の分詞構文を使うのかについて、基本ルールや具体例を交えながら解説します。
元の英文の意味と時系列を確認する
まず、「As I had done my homework, I went to the shopping mall.」の意味を確認しましょう。
この文は「宿題を終えていたので、私はショッピングモールへ行った」という意味になります。「had done」は過去完了形で、過去のある時点(ショッピングモールへ行った時)よりも前に宿題を終えていたことを表しています。
つまり、この英文では2つの出来事があります。
- ① 宿題を終える(先に起こった出来事)
- ② ショッピングモールへ行く(後に起こった出来事)
このように、分詞構文では動作の順番を正しく表現することが重要です。
完了形の分詞構文を使った書き換え
「As I had done my homework, I went to the shopping mall.」を分詞構文にすると、次のようになります。
Having done my homework, I went to the shopping mall.
これが完了形の分詞構文を使った形です。「Having + 過去分詞」で、主節の動作より前に完了した動作を表します。
「Having done my homework」は「宿題を終えたので」「宿題を終えてから」という意味になり、「I went to the shopping mall」より前に宿題を終えたことを示しています。
なぜ「Doing my homework」ではいけないのか
通常の分詞構文では「接続詞+主語+動詞」を「動詞のing形」に変えます。そのため、一見すると「Doing my homework, I went to the shopping mall.」でもよいように思えます。
しかし、この文だと「宿題をしながらショッピングモールへ行った」という意味に近くなります。
「Doing my homework, I went to the shopping mall.」の場合、宿題をしている動作とショッピングモールへ行く動作が同時に起きているように受け取られます。
今回の文では「宿題を終える」という動作が先に完了しているため、「Having done」を使う必要があります。
完了形の分詞構文「Having+過去分詞」の使い方
完了形の分詞構文は、主節の動作より前に起きたことを表現するときに使います。形は以下の通りです。
| 形 | 意味 |
|---|---|
| Having+過去分詞 | 〜した後で、〜してしまったので |
例えば、次のような文があります。
Having finished my work, I went home.
これは「仕事を終えたので、私は帰宅した」という意味です。「仕事を終える」が「帰宅する」より前なので、Having finished が使われています。
また、次のような例もあります。
Having lost my key, I could not enter my house.
「鍵をなくしてしまったので、家に入れなかった」という意味で、「鍵をなくす」という出来事が先に起きています。
分詞構文にするときの判断ポイント
分詞構文へ書き換える際は、まず2つの文の動作が同時なのか、それとも前後関係があるのかを確認します。
- 同時に起きている動作 → 動詞のing形(Walking, Runningなど)
- 先に完了した動作 → Having+過去分詞
今回の例では「宿題を終える」→「買い物へ行く」という順番なので、完了形の分詞構文が適しています。
英作文や入試問題では、単純に動詞をing形にするだけではなく、出来事の時間関係を考えることが正解につながります。
まとめ
「As I had done my homework, I went to the shopping mall.」を分詞構文に書き換える場合は、Having done my homework, I went to the shopping mall.となります。
「had done」は「ショッピングモールへ行く」という過去の出来事より前に宿題を終えていたことを示しているため、完了形の分詞構文「Having+過去分詞」を使います。
分詞構文では、単に動詞をing形に変えるのではなく、「2つの動作が同時なのか」「どちらが先に起きたのか」を判断することが大切です。


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