英語の第5文型SVOCでは、C(補語)に形容詞や名詞だけでなく、前置詞句が置かれることがあるのか疑問に感じる人は多くいます。特に「with O C」の表現と、「make O C」「leave O C」のような第5文型を取る動詞では、Cの扱いが少し異なります。この記事では、SVOCの基本から、前置詞句が補語になる場合やならない場合について具体例を交えて解説します。
第5文型SVOCにおけるC(補語)の基本
第5文型SVOCとは、「S(主語)+V(動詞)+O(目的語)+C(補語)」という形を取る文型です。この文型では、OとCの間に「O=C」という関係が成立します。
例えば「They made him happy.」という文では、「him=happy」という関係があります。つまり「彼を幸せな状態にした」という意味になり、happyが目的語himの状態を説明しているためCになります。
第5文型のCには、一般的に名詞、形容詞、分詞、不定詞などが使われます。しかし、前置詞句については少し注意が必要です。
with O CのCに前置詞句が使われる場合
「with+O+C」の形では、Cに前置詞句が置かれることがあります。これは付帯状況を表すwith構文と呼ばれるものです。
例えば「He slept with the door open.」という文では、「the door=open」という関係があります。openは形容詞ですが、次のような形もあります。
例:「He stood with his hands in his pockets.」
この文では「his hands=in his pockets」という関係として、「手がポケットの中にある状態で」という意味を表しています。この場合、in his pocketsという前置詞句が状態を説明しています。
ただし、このwith構文は厳密には通常の第5文型とは区別されることが多く、付帯状況を表す特殊な構文として扱われます。
make O CでCに前置詞句を置くことはできるのか
「make+O+C」は代表的な第5文型の形です。「OをCの状態にする」という意味を持ちます。
例えば「The news made me sad.」では、me=sadの関係があり、sadがCになります。
ではCに前置詞句を置けるかというと、基本的には難しいと考えられます。なぜならmakeはOをある状態や性質に変化させる動詞であり、その状態を表すCには形容詞や名詞などが自然に使われるためです。
例えば「The news made me in trouble.」という表現は一般的には不自然です。「困った状態にする」という意味なら、「The news put me in trouble.」のようにputなど別の動詞を使う方が自然です。
leave O Cでは前置詞句が使われることがある
「leave+O+C」は、「OをCの状態のままにしておく」という意味を持つ第5文型です。
代表例として「Leave the door open.」があります。この場合、「the door=open」であり、openがCです。
一方でleaveでは、状態を表すために前置詞句が使われることがあります。
例:「Leave the book on the table.」
この文は「その本をテーブルの上に置いたままにしておく」という意味です。「the book=on the table」という状態関係が成立しているため、on the tableが補語的な役割を果たしています。
ただし、文法書によってはこのような前置詞句をCではなく、副詞的な修飾語(場所を表す要素)として説明する場合もあります。分類よりも「目的語がどのような状態にあるかを説明しているか」を見ることが重要です。
前置詞句がCになるか判断するポイント
SVOCでCを判断するときは、「OとCの間にイコール関係があるか」を確認すると分かりやすくなります。
| 文 | 関係 | 説明 |
|---|---|---|
| She made him happy. | him=happy | happyはC |
| Leave the door open. | door=open | openはC |
| Leave the book on the table. | book=on the table | 前置詞句が状態を表す |
一方で、単に動作の場所や方向を表しているだけの場合はCではありません。
例えば「I put the book on the table.」では、on the tableは本の状態というより「置く場所」を示しています。この場合はputの目的語と場所を表す副詞句として考えることが一般的です。
まとめ|SVOCの前置詞句は文の役割を見ることが大切
with O Cでは前置詞句が状態を表す要素として使われることがありますが、これは通常の第5文型とは少し異なる付帯状況の構文です。
make O Cでは基本的に前置詞句をCとして使うことは少なく、形容詞や名詞などでOの状態を表します。一方、leave O Cでは前置詞句が状態を表す要素として使われる例があります。
前置詞句がCかどうかを判断するときは、形式だけを見るのではなく、「OとCがイコール関係になっているか」「目的語の状態を説明しているか」を確認することが大切です。


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