高校数学は、中学数学の内容を土台にして発展していくため、途中でつまずくとその後の単元が急に難しく感じることがあります。そのような場合、授業形式で最初から丁寧に解説してくれるYouTube動画は、独学の強い味方になります。
現在は高校数学を基礎から解説する教育系YouTubeチャンネルが数多くあり、数学Ⅰ・Aから数学Ⅱ・B、数学Ⅲまで段階的に学べる教材として利用できます。この記事では、高校数学を1から学び直したい人が動画を選ぶポイントや、効果的な活用方法について解説します。
高校数学をYouTubeで学ぶメリット
YouTubeで高校数学を学ぶ最大のメリットは、分からない部分を何度でも見直せることです。学校の授業では一度進んだ内容を戻ることは難しいですが、動画なら理解できるまで繰り返し確認できます。
特に数学が苦手な人の場合、公式だけを覚えるのではなく「なぜその公式を使うのか」「どのような考え方で解くのか」を理解することが重要です。動画講義では、講師が途中の考え方を説明してくれるため、参考書だけでは理解しにくい部分を補えます。
また、再生速度を調整できる点も便利です。難しい部分はゆっくり、理解できている部分は速く見ることで効率的に学習できます。
高校数学を1から学べるYouTube講座の特徴
高校数学を基礎から学びたい場合は、単に問題の解き方を紹介する動画よりも、単元の考え方から説明している講座がおすすめです。
例えば、二次関数を学ぶ場合、「この公式を使えば解けます」という説明だけではなく、「なぜグラフを書くのか」「最大値・最小値は何を意味するのか」まで説明している動画を選ぶと理解が深まります。
また、数学Ⅰ・Aの最初の単元である数と式、集合と命題、二次関数などから順番に進められるチャンネルが、数学をやり直す人には向いています。
高校数学の解説で人気のあるYouTubeチャンネルのタイプ
高校数学を学べるYouTubeには、さまざまなタイプがあります。
授業型の講義チャンネル
学校の先生の授業のように、黒板やホワイトボードを使って単元を最初から説明する形式です。数学が苦手な人や基礎から学びたい人に向いています。
問題解説型チャンネル
入試問題や参考書の問題を詳しく解説する形式です。基本を理解した後、演習量を増やしたい人に向いています。
短時間解説型チャンネル
1つの公式や解法を短くまとめた動画です。復習や苦手部分の確認に役立ちます。
最初から数学を学び直す場合は、授業型の講義動画を中心に利用すると理解しやすくなります。
YouTubeだけで高校数学を完成させるための勉強方法
YouTubeを見るだけでは数学の力は十分には伸びません。動画で理解した後に、必ず自分で問題を解く時間を作ることが大切です。
おすすめの流れは以下の通りです。
①動画を見る
②ノートに重要な考え方を書く
③動画を閉じて自分で例題を解く
④間違えた問題を解き直す
例えば、二次方程式の解説動画を見た後は、動画内の例題を写すだけではなく、似た問題を自分で何問か解いてみることで定着します。
数学は「理解する時間」と「手を動かす時間」の両方が必要な科目です。
高校数学を学ぶ順番は中学内容の確認から始める
高校数学を1から始めたい場合でも、実は中学数学の基礎が重要になります。
特に確認しておきたい内容は、文字式の計算、方程式、比例・反比例、平方根、因数分解などです。これらが曖昧な状態では、高校数学の式変形で苦労することがあります。
例えば、因数分解が苦手なまま二次関数や二次方程式を学ぶと、解法以前に計算部分で時間がかかってしまいます。
必要に応じて中学数学の復習動画も利用し、土台を作ってから高校数学へ進むと効率的です。
YouTube学習を継続するコツ
数学学習では、毎日少しずつでも継続することが重要です。一気に大量の動画を見るより、1日30分でも問題演習まで行う方が効果があります。
また、動画を見ることを目的にせず、「この単元の問題を自力で解けるようになる」という目標を設定しましょう。
例えば、今日は二次関数の基本問題を10問解けるようにする、来週までに数学Ⅰの一章を終える、といった具体的な目標を作ると学習が続きやすくなります。
まとめ:高校数学はYouTubeを活用すれば基礎から学び直せる
高校数学を1から学びたい場合、YouTubeの授業型講座は非常に有効な学習方法です。特に、解法だけではなく考え方まで説明している動画を選ぶことが大切です。
ただし、動画を見るだけでは数学の力は身につきません。動画で理解し、問題を自分で解き、間違いを復習する流れを作ることで成績向上につながります。
自分のレベルに合った講座を選び、中学内容の確認から高校数学まで順番に進めれば、数学が苦手な人でも基礎から理解を積み上げていくことができます。


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