英語学習でよく出てくる「V O to do」の形は、不定詞の用法や第5文型との関係が分かりにくいポイントの一つです。「to doが名詞的用法なのか」「第5文型SVOCなのか」と迷う人も多くいます。
この記事では、V O to do構文の基本的な仕組みや、不定詞の名詞的用法との違い、第5文型として考える場合のポイントを例文を使って分かりやすく解説します。
V O to doとはどのような形なのか
「V O to do」とは、動詞(V)の後ろに目的語(O)があり、その後にto不定詞(to do)が続く形です。
代表的な形としては「want O to do」「tell O to do」「allow O to do」などがあります。
例えば「I want you to study English.」という文では、「want」が動詞、「you」が目的語、「to study English」が続く形になっています。
V O to doは第5文型SVOCとして考える
V O to doの形は、多くの場合、第5文型(SVOC)として説明されます。
第5文型は「S(主語)+V(動詞)+O(目的語)+C(補語)」の形で、OとCの間に「O=C」という関係が成立します。
例えば「I want you to study English.」の場合、「you=to study English」という関係になります。つまり「あなたが英語を勉強することを私は望む」という意味になるため、to study Englishはyouを説明する補語の役割をしています。
V O to doのto不定詞は名詞的用法なのか
V O to doのto不定詞は、単純に名詞的用法として扱うことはできません。
名詞的用法の不定詞は、文中で名詞と同じ働きをするもので、例えば「To study English is important.(英語を勉強することは重要です)」のような形です。
一方、「I want you to study English.」の「to study English」は、「英語を勉強すること」という名詞の役割ではなく、「youが何をするのか」を説明する役割を持っています。そのため、第5文型の補語(C)として考えるのが基本です。
V O to doの代表的な例文で確認する
V O to doの構造を理解するには、実際の例文で確認することが効果的です。
「My mother told me to clean my room.」という文では、「my mother」が主語、「told」が動詞、「me」が目的語、「to clean my room」が補語になります。
この文は「my mother told me」と「私の母は私に言った」だけでは意味が不十分で、「meが部屋を掃除する」という内容が必要です。そのため、to clean my roomがmeを説明しています。
すべてのV O to doが第5文型になるわけではないのか
学校文法では、V O to doの多くは第5文型として説明されますが、動詞によって考え方が変わる場合があります。
例えば「I expect him to come.(私は彼が来ることを期待している)」では、himとto comeの間に「彼=来る」という意味関係があり、第5文型として理解できます。
一方で、文構造を細かく分析すると、動詞ごとの性質によって説明方法が異なる場合もあります。そのため、受験英語では基本的に「V O to doはSVOCの形」と覚えると問題ありません。
V O to doを見分けるためのポイント
V O to doを見たときは、まず「Oとto doの間に主語・述語の関係があるか」を確認すると分かりやすくなります。
例えば「I want him to play tennis.」では、「himがplay tennisする」という関係があります。この場合は第5文型です。
一方で、不定詞が単独で「〜すること」という意味になっている場合は、名詞的用法として考えます。文中でどのような役割をしているかを見ることが重要です。
まとめ|V O to doは基本的に第5文型SVOCとして理解する
V O to doの形は、不定詞の名詞的用法ではなく、第5文型SVOCとして扱われることが多い構文です。
ポイントは、目的語Oとto doの間に「Oが〜する」という意味関係があるかどうかです。この関係がある場合、to doはOを説明する補語になります。
英語の文型を理解するときは、単にto不定詞の種類だけを見るのではなく、文全体の中でどのような役割をしているかを確認することが大切です。

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