persistは自動詞なのになぜfollowing the shiftが続く?英文構造とfollowingの役割を解説

英語

英語の長文読解では、自動詞の後ろに前置詞句が続く場合、その部分が目的語なのか修飾語なのかを見極める必要があります。特にpersistのような自動詞は、後ろに名詞が直接続かないため、今回のような英文では構造を正しく理解することが重要です。この記事では、「persist following the shift」の文法構造やfollowingの働きについて詳しく解説します。

英文全体の意味と構造を確認する

対象の英文は以下のような構造になっています。

Expecting compensation, therefore, for an act that was considered one’s social duty was regarded as morally wrong, and this belief persisted following the shift from goods to money as a medium of exchange.

大まかな意味は、「したがって、社会的義務と考えられていた行為に対して報酬を期待することは道徳的に間違っていると見なされ、交換手段が物品からお金へ移行した後も、この考え方は続いた」という内容です。

この文では、and以降の主語がthis belief、動詞がpersistedになっています。そしてfollowing the shift from goods to money as a medium of exchangeは、persistedという動作がいつ、どのような状況で続いたのかを説明する部分です。

persistは自動詞なので目的語は取らない

persistは自動詞で、「続く」「存続する」「持続する」という意味を持つ動詞です。そのため、基本的には目的語を直接後ろに置くことはできません。

例えば、以下のような使い方になります。

・The problem persisted.
(その問題は続いた)

・The tradition persisted for many years.
(その伝統は何年も続いた)

このように、persistの後ろには「何が続いたのか」を示す主語があり、期間や状況を表す修飾語が続くことがあります。

今回の場合も、persistedの後ろにあるfollowing the shiftは目的語ではありません。persistedという動作について、「いつの後に続いたのか」を説明する副詞的な役割をしています。

followingは形容詞ではなく前置詞として使われている

質問文では、followingは名詞the shiftを修飾する形容詞なのかという疑問がありますが、この文のfollowingは形容詞ではありません。

ここでのfollowingは「〜の後に」「〜に続いて」という意味を持つ前置詞です。前置詞なので、後ろに名詞を置くことができます。

つまり、

following the shift
= the shift(変化)の後に

という関係になります。

英語ではfollowingは、現在分詞follow(従う)から発展して、「〜の後に」という前置詞的な使われ方をします。

followingとafterの違い

followingはafterとほぼ同じ意味で使われることがあります。

例えば、

following the meeting
= after the meeting
(会議の後に)

という意味になります。

今回の英文では、

the shift from goods to money as a medium of exchange

(交換手段が物からお金へ変化したこと)

を基準にして、「その変化の後もこの信念が続いた」という意味になります。

したがって、following the shiftは「shiftを修飾する形容詞」ではなく、「persistedの時期を説明する副詞句」と考えると理解しやすくなります。

なぜ自動詞persistの後ろに名詞があるように見えるのか

混乱しやすい理由は、following the shiftという形が一見すると「persisted + 名詞」のように見えるためです。

しかし実際の構造は以下のようになっています。

this belief(主語)
+ persisted(動詞)
+ following the shift from goods to money(時を表す修飾語)

つまり、persistedの目的語は存在しません。followingが前置詞として働き、その後ろに名詞句the shiftが置かれているだけです。

同じような形は他の英文でもよく見られます。

例:The custom continued following the introduction of new laws.
(その習慣は新しい法律の導入後も続いた)

この場合もcontinuedは自動詞であり、following the introduction of new lawsは「続いた時期」を表しています。

まとめ

今回の英文では、persistは自動詞として「続いた」という意味で使われています。そのため、following the shiftはpersistの目的語ではありません。

followingは形容詞ではなく、「〜の後に」という意味を持つ前置詞として使われており、後ろのthe shiftを伴って「その変化の後に」という副詞句を作っています。

英語長文では、自動詞の後ろに名詞があるように見える場合でも、前置詞や分詞構文による修飾であることが多くあります。動詞の種類と句の役割を確認すると、英文構造を正確に読み取れるようになります。

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