中国語の「回来」の後に「得」は必要?結果補語と程度補語の違いを解説

中国語

中国語を学習していると、「回来(帰ってくる)」の後ろに「得」を付けるべきなのか迷うことがあります。特に「我爸爸每天回来都很晚(私の父は毎日帰ってくるのがとても遅い)」のような文では、「回来得很晚」と言えるのか疑問に感じる人も多いです。この記事では、「回来」と「得」の関係や、正しい使い方を分かりやすく解説します。

「我爸爸每天回来都很晚」の意味と文構造

「我爸爸每天回来都很晚」は、「私の父は毎日帰ってくるのがとても遅い」という意味になります。

この文を分解すると、「我爸爸(私の父)」「每天(毎日)」「回来(帰ってくる)」「都(いつも〜である)」「很晚(とても遅い)」という構造になっています。

ここでの「很晚」は、父親が帰ってくるという動作そのものではなく、「帰ってくる時間の遅さ」を説明しています。そのため、「回来」の後ろに直接「都很晚」を置く形で自然な中国語になります。

「回来得很晚」と「回来都很晚」の違い

実は「回来得很晚」という表現も文法的には成立します。ただし、「得」が入ることで文の焦点が少し変わります。

「回来得很晚」は、「帰ってくるという動作が、どのような状態で行われるか」を説明する程度補語の形です。つまり、「帰ってくるのが非常に遅い」という動作の様子を強調しています。

一方、「每天回来都很晚」は「毎日帰宅時間が遅い」という習慣や事実を述べる表現です。日常会話ではこちらの形も非常によく使われます。

中国語の「得」はどんな時に使うのか

中国語の「得」は、動作や状態の程度・結果・様子を説明するときに使われます。基本的な形は「動詞+得+補語」です。

例えば「他说得很好(彼は話すのがとても上手です)」では、「说(話す)」という動作について「很好(とても良い)」という評価を説明しています。

同じように「他跑得很快(彼は走るのが速い)」では、「跑(走る)」という動作の程度を「很快(速い)」で説明しています。

「回来」のような移動動詞では注意が必要

「回来」「出去」「上来」などの移動を表す動詞は、通常の動詞とは少し違った使われ方をします。これらは「来る」「行く」という方向や到達を表す意味を含んでいます。

例えば「他回来了(彼が帰ってきた)」の場合、「来」は方向補語として使われています。このような場合、「回来」の後ろにさらに補語を置く時には、文の意味を確認する必要があります。

「他回来得很晚」は「彼は帰ってくる時間が遅かった」という動作の状態を説明しています。一方、「他每天回来都很晚」は「彼は毎日帰宅時間が遅い」という習慣を表しています。

どちらを使えば自然なのか

日常会話で「父親が毎日遅く帰ってくる」と言いたい場合は、「我爸爸每天回来都很晚」のほうが自然に聞こえます。

例えば、家族の生活習慣について話している場合、「我爸爸每天晚上十点以后回来,都很晚」というように、帰宅時間が遅いことを説明することができます。

一方で、「なぜそんなに遅く帰ってくるのか」「帰宅する時間の遅さ」を強調したい場合には、「我爸爸每天回来得很晚」と言うこともできます。

まとめ

「我爸爸每天回来都很晚」の「回来」の後ろに「得」を付けなくても間違いではありません。「都很晚」は帰宅時間が遅いという習慣や事実を説明しているため、自然な中国語として成立します。

「回来得很晚」も正しい表現ですが、「帰ってくる動作の状態」を強調するニュアンスになります。

中国語の「得」は必ず必要なものではなく、動作をどのように説明したいかによって使い分けることが大切です。

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