コンクリートで固められた人工の川で多くの亀を見かけることがありますが、その種類が分からず疑問に感じることがあります。特に「ミドリガメではないように見える黒っぽい亀」は何なのか気になるケースは少なくありません。本記事では、そのような亀の正体として考えられる種類や特徴について整理して解説します。
人工河川でよく見られる亀の種類
都市部の河川や人工水路で最も多く見られるのは外来種のミシシッピアカミミガメです。
しかし成体になると甲羅や体色が黒っぽく変化し、耳の赤い模様が目立たなくなる個体もいます。
そのため「赤耳がないから別種」とは限らない点に注意が必要です。
黒っぽく見える理由と個体差
亀の体色は成長段階や環境によって大きく変化します。
特に成体や高齢個体では甲羅が黒化し、若い頃の特徴が見えにくくなることがあります。
水質や日光の当たり方も体色に影響を与える要因です。
日本の人工河川で多い外来種
日本の都市河川では、ミシシッピアカミミガメのほかにもクサガメやアメリカスッポンなどが見られることがあります。
ただしクサガメは在来種である一方、外来種との交雑や個体数の減少も指摘されています。
見た目だけで完全に判別するのは難しい場合があります。
「ミドリガメではない」と感じる理由
幼体のミシシッピアカミミガメは緑色ですが、成長すると色が暗く変化します。
そのため「ミドリガメ=緑色のまま」というイメージとのギャップから別種に見えることがあります。
実際には同一種である可能性も十分に考えられます。
野外個体の正確な判別の難しさ
野外の亀は個体差が大きく、写真や遠目の観察だけで正確に種を特定するのは困難です。
甲羅の形状・頭部の模様・生息環境など複数の要素を総合的に見る必要があります。
専門的な同定には動物学的知識が求められます。
まとめ
人工河川で見られる黒っぽい亀の多くは、成長によって色が変化したミシシッピアカミミガメである可能性があります。
また在来種や他の外来種が混在していることもあり、見た目だけでの判断は難しいのが実情です。
亀の種類を正確に理解するには、成長段階や環境要因も含めた総合的な観察が重要です。

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