ベクトルの内積の問題で「OAベクトルとABベクトルのなす角θを求めよ」と出てきたときに、どの角度を指しているのか混乱することがあります。本記事では、三角形OABを例にして「なす角」がどこを指すのかをわかりやすく整理します。
ベクトルのなす角とは何か
ベクトルのなす角とは、2つのベクトルを同じ始点にそろえたときにできる角度のことです。
重要なのは「始点をそろえる」という点であり、図形上のそのままの角ではありません。
そのため、三角形の形そのものではなく、ベクトルの向きに注目します。
OAベクトルとABベクトルの位置関係
OAベクトルはOからAへ向かう矢印、ABベクトルはAからBへ向かう矢印です。
このままでは始点がOとAで異なるため、そのままでは角度は定義できません。
そこでどちらかのベクトルを平行移動して始点をそろえる必要があります。
なす角はどこにできるのか
OAベクトルとABベクトルのなす角は、通常「Aを始点にそろえたとき」に考えます。
つまりABはそのまま、OAベクトルをAに平行移動して考えます。
このとき、Aを頂点としてOAとABが作る角がθになります。
図形としてのイメージの注意点
三角形OABの見た目の角(例えば∠OABなど)と混同しないことが重要です。
ベクトルでは「向き」と「始点の一致」が優先されるため、図形の角とは一致しない場合があります。
特にOAとABの場合は、Aを中心に考えるのが基本です。
まとめ
ベクトルのなす角は、必ず2つのベクトルの始点をそろえて考える角度です。
OAベクトルとABベクトルの場合は、Aを共通の始点として考えることで角θの位置が明確になります。
図形の見た目ではなく、ベクトルの定義に従って理解することが重要です。

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