統計学でよく出てくる「相対度数」という言葉。度数が3で全体が20の場合、相対度数は0.15とされますが、20 ÷ 3 = 6.666…とは何が違うのでしょうか。この記事では、相対度数の意味と計算方法を具体例を使って解説します。
相対度数の定義
相対度数とは、ある階級やカテゴリーに属するデータの個数が、全体のデータ個数に対してどのくらいの割合かを示すものです。
計算式は次の通りです。
相対度数 = 度数 ÷ 総数
つまり、全体の何分のいくつかを表す比率で、必ず0以上1以下の値になります。
具体例で計算する
全体の個数が20で、ある階級の度数が3の場合を考えます。
相対度数 = 3 ÷ 20 = 0.15
ここで注意したいのは、分母に全体の個数を使うことです。20 ÷ 3 = 6.666…と計算してしまうと、これは相対度数ではなく、1データあたりの分割数のような意味になり、間違いです。
相対度数と百分率
相対度数はそのまま0.15のように小数で表すこともできますし、百分率に直すことも可能です。
0.15 × 100 = 15%
つまり、この階級のデータは全体の15%を占めていることになります。
累積相対度数との違い
相対度数と似た言葉に「累積相対度数」があります。
累積相対度数は、ある階級までの度数を全体で割ったもので、データがどのくらいの割合まで分布しているかを示します。
例:1階級の相対度数 = 0.15、2階級目までの累積相対度数 = 0.15 + 次の階級の相対度数
まとめ
相対度数は、度数を総数で割って求める割合のことです。全体の個数を度数で割るのではなく、度数を全体の個数で割ることを覚えておきましょう。
今回の例では、度数3、全体20の場合、相対度数は3 ÷ 20 = 0.15(15%)となります。小数や百分率に直すことで、データの割合を直感的に理解できる便利な指標です。


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