確率・場合の数の問題では、円形に並べる順列(円順列)と、裏返しも同じと考える順列(数珠順列)を区別することが重要です。特に入試や模試では、問題文の状況設定を正しく読み取り、どちらの扱いをするかを判断する必要があります。
円順列とは
円順列は、円形に並べた場合の順列で、回転させても同じ配置と考えられるものです。例えば赤・青・黄・緑・白の5色のパーツを円形に並べる場合、基準となる1つの位置を固定して考えることで、回転による重複を避けます。公式では(5-1)! = 4! = 24通りとなります。
数珠順列とは
数珠順列は、円順列に加えて、裏返しても同じと考える順列です。つまり、左右対称に回転した場合も同じと見なすため、円順列の通り数を2で割ります。上の例では24 ÷ 2 = 12通りとなります。
キーホルダーの場合の考え方
カバンに付けるキーホルダーのように、上部にフックがあり、通常は表しか見えない場合、裏返しを考慮する必要はありません。この場合は円順列として計算し、(5-1)! = 24通りが適切です。
一方で、立体物で自由に裏返るネックレスのような場合は、数珠順列として計算し、2で割った12通りが正解となります。
入試や模試での扱い
入試や模試では、問題文に「上下や裏表が固定されている」といった条件がある場合は円順列を、条件がなく裏返しも同じと考えられる場合は数珠順列を使うのが一般的です。問題文の状況設定を正確に読み取り、どちらの扱いが適切かを判断することが重要です。
まとめ
円順列は回転による重複を除いた順列、数珠順列はさらに裏返しも同じと考えた順列です。キーホルダーの問題では、通常表しか見えないため円順列で計算し、(5-1)! = 24通りが一般的です。立体的に自由に回る場合は数珠順列として2で割ります。入試では、問題文の条件を読み取り、状況に応じて使い分けましょう。


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