TOEICで735点を取得し、リーディング395点に対してリスニング340点という場合、英語力の土台は十分にあります。しかし、リスニング対策を1か月続けたにもかかわらずスコアがほとんど伸びないと、「何をやればいいのか分からない」と悩む人も少なくありません。実は、このスコア帯では単に問題を解くだけでは伸びにくくなり、学習内容の質が重要になります。この記事では、TOEIC735点前後の受験者がリスニングを効率よく伸ばすための具体的な方法を解説します。
リスニング340点で伸び悩む人によくあるパターン
TOEICのリスニング対策として、問題集を解いたり音声を聞いたりしていてもスコアが伸びない場合があります。
その理由の一つは、聞き流しや問題演習中心になっていることです。問題を解くことは大切ですが、間違えた原因を分析しないまま次へ進むと同じミスを繰り返します。
また、735点レベルになると「音が聞こえない」のではなく、「聞こえたのに意味処理が追いつかない」「選択肢に惑わされる」というケースも増えてきます。
まず確認したい3つの弱点
リスニングの弱点は大きく分けると次の3つです。
| 弱点 | 特徴 | 対策 |
|---|---|---|
| 音声認識 | 単語やフレーズが聞き取れない | ディクテーション・音読 |
| 語彙不足 | 聞こえても意味が分からない | 頻出単語の強化 |
| 処理速度不足 | 理解が追いつかない | シャドーイング |
自分がどこで失点しているのかを把握すると、学習効率が大きく変わります。
735点から最も効果的な学習法はシャドーイング
このスコア帯で特に効果が高いのがシャドーイングです。
シャドーイングとは、音声を聞きながら少し遅れて同じ内容を発音する練習法です。英語を聞き取る力だけでなく、英語を英語のまま処理する能力も鍛えられます。
例えば公式問題集のPart3やPart4を使い、スクリプトを完全に理解した状態で毎日10〜15分続けるだけでも効果が期待できます。
ただ聞くのではなく、口を動かして英語のリズムを体に覚え込ませることが重要です。
Partごとの対策を見直す
リスニング全体を漠然と勉強するよりも、苦手パートを特定した方が効率的です。
Part2が苦手な場合
疑問詞ごとの応答パターンを覚えましょう。Part2は慣れによる伸び幅が大きいパートです。
Part3・Part4が苦手な場合
先読み力を鍛えることが重要です。設問を先に読み、何を聞くべきかを把握してから音声を聞く練習を繰り返しましょう。
特に735点レベルでは、聞く力以上に先読み速度がスコアを左右することがあります。
リーディングが伸びたことは実は良い兆候
今回リーディングが80点近く伸びたことは偶然ではない可能性があります。
英語力全体が向上すると、語彙や文法知識がリスニングにも好影響を与えます。実際、TOEIC800点以上を目指す段階ではリーディング力の向上がリスニング向上につながることも珍しくありません。
そのため、リスニングだけに固執せず、語彙や文法の学習も並行して続けることが重要です。
1か月でリスニングを伸ばすおすすめ学習スケジュール
短期間で成果を出したい場合は次のような配分がおすすめです。
- シャドーイング:20分
- ディクテーション:15分
- Part2演習:15分
- 公式問題集の復習:20分
- 頻出単語学習:10分
毎日1時間程度でも継続すれば、現在の340点から400点前後を目指せる可能性があります。
まとめ
TOEIC735点でリスニング340点の場合、単純な問題演習だけでは伸び悩みやすい時期です。重要なのは、自分が「聞こえない」のか「理解できない」のかを分析し、シャドーイングやディクテーションなどの復習中心の学習へ切り替えることです。リーディング395点という強みは大きな武器なので、その英語力を活かしながらリスニングの処理速度を高めれば、800点超えも十分に狙えるでしょう。


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