八戸市の地名と1930年代流行歌に登場する場所の調査

地学

八戸市を舞台にした1930年代の流行歌に出てくる地名について調べてみると、現存する地名や名所との対応をある程度特定できます。しかし、歌詞の表現や当時の発音・表記の揺れにより、現代の地名と完全には一致しない場合があります。

さめがうら(さめだうら?)の地名

現在の八戸市内の地図には「さめがうら」「さめだうら」とはっきり記載された地域は確認できません。しかし、八戸港周辺や鮫町(さめまち)の海岸沿いに、古くは「鮫浦(さめうら)」と呼ばれる場所があり、歌詞中の「さめがうら」はこの鮫浦を指している可能性があります。

おおだがくれ?の場所

歌詞に出てくる「おおだがくれ」も現代の八戸市地名には直接該当しません。音の響きから推測すると、「大久保(おおくぼ)」「大田(おおだ)」や漁港周辺の地名が変化して伝わった可能性があります。また、方言や歌唱上の音の省略による誤記であることも考えられます。

歌詞中に登場するその他の地名

  • 三八城公園(さんぱちじょうこうえん)– 現在の八戸城址に整備された公園
  • 三島 – 八戸市三島町など、旧町名の可能性あり
  • 小中野 – 八戸市小中野地区として現存

これらの地名は現在でも確認でき、歌詞中の八戸の風景を反映しています。

まとめ

1930年代の八戸を歌った流行歌で「さめがうら」と歌われているのは、現在の鮫浦(鮫町)に由来する可能性が高いです。「おおだがくれ」については、方言や歌唱表現の影響で現代の地名とは完全に一致しないものの、大田・大久保付近の名所を指す可能性があります。

当時の発音や表記の揺れを考慮すると、歌詞に登場する他の地名(三八城公園、三島、小中野)も含め、八戸の地理的風景を描写したものとして理解するのが適切です。

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