視神経乳頭は眼球の鼻側に位置していますが、視野検査では耳側に盲点(マリオット盲点)が現れます。この現象は、網膜の構造と視覚情報の投影によるものです。
網膜と視野の左右逆転
網膜は光を受け取るスクリーンのような役割を持っており、像は網膜上で上下左右が逆に投影されます。つまり、網膜の鼻側にある視神経乳頭が受ける光は、外界では耳側の視野に対応します。
盲点の形成
視神経乳頭には光受容細胞(錐体・杆体)が存在しないため、ここに投影された光は感知できません。これがマリオット盲点として視野上に現れます。
具体例として、右目の鼻側網膜にある視神経乳頭は右目の外側(耳側)の視野に対応するため、視野検査で耳側に盲点が出るのです。
まとめ
視神経乳頭が鼻側にあっても、網膜投影の仕組みにより視野検査上は耳側に盲点が現れます。この左右逆転の原理を理解すると、盲点の位置が直感と異なる理由が明確になります。


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