足し算や引き算の計算はできても、文章問題になると急に難しく感じる子どもは少なくありません。しかし、文章問題には決まった考え方があります。この記事では、小学校低学年の子どもでも理解しやすいように、足し算・引き算の文章問題の解き方をやさしく解説します。
文章問題は「お話」を絵にすることから始めよう
文章問題が苦手な子どもの多くは、問題文を読んでも場面を想像できていません。
まずは文章を読んで、頭の中で絵を描くように考えましょう。リンゴやお菓子、人などを実際に描いてみるのもおすすめです。
「何がいくつあるのかな?」を考えるだけで、問題はぐっと簡単になります。
足し算になる文章問題の見分け方
足し算は「ふえる」「あわせる」「みんなでいくつ」という場面で使います。
例えば、「りんごが3こあります。お母さんが2こくれました。あわせて何こですか。」という問題です。
この場合は3こに2こが増えるので、3+2=5となります。
| 言葉 | 計算 |
|---|---|
| ふえる | 足し算 |
| もらう | 足し算 |
| あわせて | 足し算 |
| みんなで | 足し算 |
引き算になる文章問題の見分け方
引き算は「へる」「あげる」「のこりはいくつ」という場面で使います。
例えば、「あめが8こあります。3こ食べました。のこりは何こですか。」という問題です。
この場合は8こから3こ減るので、8-3=5となります。
| 言葉 | 計算 |
|---|---|
| へる | 引き算 |
| あげる | 引き算 |
| つかう | 引き算 |
| のこり | 引き算 |
わかりやすい解き方の手順
文章問題を見たら、次の順番で考えると解きやすくなります。
- 最初にいくつあるか探す
- 増えたのか減ったのか考える
- 足し算か引き算か決める
- 計算する
例えば、「公園に子どもが4人います。あとで3人来ました。」なら、「4人→増えた→足し算→4+3」と考えられます。
よくある間違い
数字だけを見て計算してしまうと間違えやすくなります。
例えば「10人いました。4人帰りました。」という問題で、数字だけ見て10+4としてしまう子もいます。
大切なのは数字ではなく、何が起こったのかを考えることです。
家庭でできる文章問題の練習方法
買い物やおやつの時間など、日常生活を使うと文章問題に親しみやすくなります。
例えば「クッキーが5枚あるよ。2枚食べたら何枚残るかな?」というように、実物を使って問題を出すと理解しやすくなります。
おもちゃや積み木を使って増える・減るを体験するのも効果的です。
まとめ
足し算と引き算の文章問題は、まず問題をお話として理解することが大切です。
「増える・もらう・あわせる」は足し算、「減る・使う・残り」は引き算と覚えると判断しやすくなります。
絵を描いたり実物を使ったりしながら練習すると、子どもでも文章問題を楽しく理解できるようになります。


コメント