フランスのミネラルウォーターとして世界的に知られるボルヴィック(Volvic)。一方で、同じフランスを流れるセーヌ川の水とは何が違うのでしょうか。どちらもフランスの水ですが、成分や水質、利用目的には大きな違いがあります。この記事では、ボルヴィックの主な成分とセーヌ川の水との違いをわかりやすく解説します。
ボルヴィックとはどんな水?
ボルヴィックはフランス中部のオーヴェルニュ地方にある火山地帯で採水されるナチュラルミネラルウォーターです。
雨水が火山岩層を長い時間かけて浸透し、自然にろ過されることで、不純物が少なくミネラルバランスの良い水になります。
自然の地層によるろ過作用がボルヴィックの大きな特徴です。
ボルヴィックの主な成分
ボルヴィックは硬度約60mg/L前後の軟水に分類され、日本人にも飲みやすいミネラルウォーターとして知られています。
| 主な成分 | 含有量(100mlあたりの目安) |
|---|---|
| カルシウム | 約1.2mg |
| マグネシウム | 約0.8mg |
| カリウム | 約0.6mg |
| シリカ | 比較的豊富 |
| 硬度 | 約60mg/L |
ミネラルは含まれていますが、エビアンなどの硬水と比べると少なく、クセの少ない味わいが特徴です。
セーヌ川の水とは何が違うのか
セーヌ川はフランス北部を流れる大河川で、パリ市内を通過して英仏海峡へ注ぎます。
川の水は上流から下流へ流れる過程で雨水や地下水だけでなく、周辺地域から流れ込むさまざまな成分を含みます。そのため、採水しただけでそのまま飲める状態ではありません。
一方、ボルヴィックは地下深くで自然ろ過された地下水であり、採水地点から直接ボトリングされる点が大きく異なります。
同じフランスの水でも用途が違う
ボルヴィックは飲用を目的としたミネラルウォーターです。
一方、セーヌ川は船舶交通、水資源、景観、観光など多目的に利用される河川です。パリの水道水も最終的には高度な浄水処理を経て供給されており、川の水をそのまま飲んでいるわけではありません。
つまり、両者は水の由来も用途も全く異なる存在です。
なぜボルヴィックは飲みやすいと言われるのか
ボルヴィックは軟水でミネラル分が適度なため、口当たりがまろやかです。
日本の水道水や日本の天然水も軟水が多いため、日本人には比較的なじみやすい味とされています。
コーヒーやお茶の風味を邪魔しにくいことから、飲料用としても人気があります。
まとめ
ボルヴィックはフランスの火山地帯で自然ろ過された地下水を原料とするナチュラルミネラルウォーターです。カルシウムやマグネシウムを適度に含む軟水で、飲みやすいことが特徴です。
一方、セーヌ川はパリを流れる河川であり、水源や成分、利用目的が大きく異なります。同じフランスの水でも、ボルヴィックは地下水、セーヌ川は河川水という根本的な違いがあるため、成分や品質にも大きな差があるのです。


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