小学校や中学校の算数では、「小数第◯位を切り捨てる」「四捨五入する」といった問題がよく登場します。
特に、「どこの数字を見るのか分からない」「切り捨てと四捨五入が混ざる」と迷う人は少なくありません。
この記事では、「1.63を小数第2位で切り捨て、小数第1位まで求める」という問題を例に、小数の処理方法を整理して解説します。
まず「小数第1位」と「小数第2位」を確認
小数では、小数点の右側の数字に順番があります。
| 数 | 位 |
|---|---|
| 1.6 | 小数第1位 |
| 1.63 | 3が小数第2位 |
つまり、1.63では、
・6 → 小数第1位
・3 → 小数第2位
になります。
切り捨てとは「その後を消す」こと
切り捨ては、指定された位より後ろをそのまま消す方法です。
今回の問題では、「小数第2位を切り捨てて、小数第1位まで求める」とあるので、小数第2位の数字を見て、それ以降を消します。
1.63 の場合、小数第2位は「3」です。
3は4以下なので、そのまま切り捨てます。
つまり、1.63 → 1.6 になります。
「4以下切り捨て」は四捨五入の説明で使われることもある
問題文に「4以下切り捨て」とある場合、これは四捨五入のルール説明として使われることがあります。
四捨五入では、
- 0〜4 → 切り捨て
- 5〜9 → 切り上げ
となります。
今回の1.63では、小数第2位が3なので、「4以下」に当たります。
そのため、小数第1位の6は変わらず、答えは1.6です。
実際に別の数字でも考えてみる
例えば、次の数字を小数第1位まで四捨五入するとします。
| 元の数 | 小数第2位 | 結果 |
|---|---|---|
| 1.62 | 2 | 1.6 |
| 1.64 | 4 | 1.6 |
| 1.65 | 5 | 1.7 |
このように、5以上になると切り上げになります。
「切り捨て」と「四捨五入」は違う
実は、「切り捨て」と「四捨五入」は少し意味が違います。
| 方法 | 特徴 |
|---|---|
| 切り捨て | 後ろを無条件で消す |
| 四捨五入 | 5以上なら繰り上げる |
例えば、1.69を小数第1位まで求める場合、
・切り捨て → 1.6
・四捨五入 → 1.7
になります。
問題文に「切り捨て」なのか「四捨五入」なのか書かれているかを確認することが大切です。
まとめ
1.63を小数第2位で切り捨て、小数第1位まで求めると、答えは1.6になります。
小数第2位の「3」が4以下なので、小数第1位の数字はそのままです。
また、「切り捨て」と「四捨五入」は似ていますが、ルールが異なるため、問題文をよく確認することが重要です。
今回の答えは「1.6」です。


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