高校に入ってから急に古文や漢文が難しく感じられ、「まったく分からない」と悩む生徒は少なくありません。特に古文は現代語と文法が違い、漢文は独特のルールがあるため、最初につまずくと苦手意識が強くなりやすい教科です。この記事では、高1で古文・漢文が苦手になる理由や、家庭でできる教え方、初心者向けの参考書について分かりやすく解説します。
古文・漢文が苦手になるのは珍しくない
まず大前提として、高校1年生で古文・漢文が苦手なのは非常によくあることです。
理由としては。
- 言葉が現代と違う
- 学校の進度が速い
- 暗記が多く感じる
- 最初の基礎を理解しないまま進む
などがあります。
特に古文は英語に近く、「単語」と「文法」が分からないと読めません。
逆に言えば、基礎から順番にやれば改善しやすい科目でもあります。
まず「読めない理由」を分けて考える
古文・漢文が苦手な場合、「何が分からないのか」を分けて考えることが大切です。
| 分からない部分 | 対策 |
|---|---|
| 古文単語 | 意味を少しずつ覚える |
| 文法 | 助動詞・活用を整理する |
| 漢文句法 | 返り点と基本句形を覚える |
| 文章理解 | 現代語訳を並行して読む |
「全部できない」と感じても、実際はどこか一部分で止まっているケースが多いです。
親が教えるなら「解説役」より「伴走役」が効果的
古文・漢文は、親が直接説明しようとしても難しい場合があります。
特に。
- 学校で習う用語が変わっている
- 入試形式が昔と違う
- 親自身が忘れている
ことも多いためです。
そのため、「全部教える」より。
- 一緒に参考書を読む
- 進み具合を確認する
- できた部分を褒める
といったサポート型の方が続きやすいことがあります。
苦手科目は「怒られながらやる」とさらに嫌いになりやすいため、安心して質問できる空気が大切です。
古文は「単語→文法→短文」の順番が大切
古文をいきなり長文読解から始めると、多くの生徒は挫折します。
おすすめは。
- 古文単語を少し覚える
- 助動詞を理解する
- 短文を読む
- 少しずつ長文へ進む
という順番です。
例えば「けり」「つ」「ぬ」などの助動詞が分かるだけでも、文章理解がかなり変わります。
英語で言えば、時制を知らずに長文を読むようなものなので、まず基本文法が重要です。
漢文は「パズル感覚」で理解しやすい
漢文は暗記科目と思われがちですが、実際はルール性が強い教科です。
特に。
- 返り点
- 再読文字
- 否定形
- 比較表現
などを整理すると、一気に読みやすくなることがあります。
数学が得意な子は、漢文のルールを理解すると急に伸びる場合もあります。
まずは。
- 「未ダ〜ズ」
- 「不〜」
- 「何ゾ〜ヤ」
など頻出句形を少しずつ覚えるのがおすすめです。
初心者向けで評判の良い参考書
高校1年生の基礎固めとして、比較的取り組みやすい参考書には次のようなものがあります。
古文
- 『マドンナ古文』
- 『富井の古典文法をはじめからていねいに』
- 『読んで見て覚える重要古文単語315』
漢文
- 『漢文ヤマのヤマ』
- 『やさしくわかりやすい漢文』
- 『岡本梨奈の古文・漢文』シリーズ
特に「解説が会話調」「図が多い」タイプは、苦手意識がある生徒でも入りやすい傾向があります。
動画授業を活用するのも有効
最近は無料動画でも非常に分かりやすい授業があります。
文章だけだと理解しづらい子でも、音声で説明されると急に分かることがあります。
特に。
- YouTubeの高校古文解説
- 高校講座
- 学習アプリ
などは、学校の授業より分かりやすいと感じる生徒も少なくありません。
まとめ
高校1年生で古文・漢文が苦手になるのは珍しいことではなく、多くの場合は「基礎が整理できていない」ことが原因です。
古文は単語と文法、漢文は句法と返り点を少しずつ理解することで、徐々に読めるようになります。
親が無理に全部教え込もうとするより、「一緒に進める」「質問しやすい雰囲気を作る」ことの方が、結果的に伸びやすい場合もあります。
まずは難しい長文よりも、分かりやすい参考書や短い例文から始めることが、苦手克服への近道です。


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