一次関数の値域から式を求める問題は、高校数学でよく出てきます。特に「a<0」の条件があると、どちらが最大値・最小値になるのか混乱しやすいです。この記事では、関数 y=ax+b(1≦x≦3)の値域が0≦y≦1で、a<0のときのaとbの求め方を、図形的な考え方も交えてわかりやすく解説します。
問題の確認
問題は次の内容です。
「関数 y=ax+b(1≦x≦3)の値域が0≦y≦1で、a<0としたとき、aとbを求めよ」
まず重要なのは、a<0なので右下がりの直線になるという点です。
つまり、xが大きくなるほどyは小さくなります。
a<0のとき、どこで最大値・最小値になる?
一次関数は直線なので、区間の端で最大値・最小値を取ります。
今回は、
で、a<0です。
右下がりなので、
- x=1のとき → yが最大
- x=3のとき → yが最小
になります。
値域が0≦y≦1なので、
- 最大値は1
- 最小値は0
です。
したがって、
x=1 のとき y=1
x=3 のとき y=0
となります。
x=1とx=3を代入して式を作る
まず、x=1、y=1を代入します。
次に、x=3、y=0を代入します。
この連立方程式を解きます。
2式−1式をすると、
よって、
これを、
に代入すると、
したがって、
答えは、
a=−1/2、b=3/2
です。
xに1と3を代入したのに合わなくなる理由
この問題で混乱しやすいのは、「x=1のときy=0」としてしまうケースです。
しかし、a<0なのでグラフは右下がりになります。
つまり、左側のx=1のほうがyは大きく、右側のx=3のほうがyは小さくなるのです。
もし逆にしてしまうと、
- x=1 → y=0
- x=3 → y=1
となり、右上がりの直線になります。
この場合、a>0になってしまい、条件の「a<0」に反します。
グラフで考えると理解しやすい
この問題は、グラフを軽く描くと一気に分かりやすくなります。
値域が0≦y≦1なので、yは1から0へ下がります。
さらにa<0なので、直線は右下がりです。
つまり、
左端(x=1)でy=1
右端(x=3)でy=0
と自然に決まります。
一次関数の問題では、増加するか減少するかを最初に確認することがとても大切です。
まとめ
関数 y=ax+b(1≦x≦3)の値域が0≦y≦1で、a<0のときは、右下がりの直線になります。
そのため、
- x=1で最大値1
- x=3で最小値0
となります。
これを代入すると、
a=−1/2、b=3/2
が求まります。
xに1と3を入れても答えが合わない場合は、「どちらが最大値か」を逆に考えていることが原因である場合が多いです。


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