夏になると毎年のように悩まされる蚊。刺されるとかゆいだけでなく、「人生で合計すると、どれくらい血を吸われているのだろう?」と気になったことがある人もいるかもしれません。
実際には個人差がかなり大きいですが、蚊が一度に吸う血液量から計算すると、おおよその目安を出すことができます。
この記事では、蚊が一回で吸う血の量や、一生でどれくらい吸われる可能性があるのかを、できるだけわかりやすく解説します。
蚊は1回でどれくらい血を吸うのか
一般的な蚊は、1回の吸血で約2〜5mgほど血を吸うとされています。
血液の比重はほぼ水と同じなので、これは約0.002〜0.005mL程度です。
つまり、100回刺されても1mLに届かない程度しか吸われていません。
意外と少ないと感じる人も多いでしょう。
一生で何回くらい蚊に刺される?
ここが最も個人差の大きい部分です。
例えば、
- 都市部に住んでいる人
- アウトドアが趣味の人
- 田舎暮らしの人
- 虫除けをよく使う人
などで回数はかなり変わります。
仮に、夏場に年間50回刺される人が80年生きたとすると、
50回 × 80年 = 4000回
となります。
かなり蚊に刺されやすい人なら、人生で1万回近く刺されるケースもあるかもしれません。
実際に計算すると何リットルになる?
では実際に計算してみます。
| 刺された回数 | 吸われる血液量の目安 |
|---|---|
| 1000回 | 約2〜5mL |
| 4000回 | 約8〜20mL |
| 10000回 | 約20〜50mL |
つまり、一生でかなり多く刺されたとしても、合計は数十mL程度と考えられます。
500mLのペットボトル1本にも届かない計算です。
「そんなに少ないの?」と思う理由
蚊に刺されると、かなり血を吸われた気がします。
しかし実際に不快なのは、血液量よりも「かゆみ」です。
蚊は吸血時に唾液を注入し、それに対する免疫反応でかゆみや腫れが起きます。
つまり、人が苦しんでいる原因の多くは、失った血ではなくアレルギー反応なのです。
人によって刺されやすさは違う
同じ場所にいても、「全然刺されない人」と「集中攻撃される人」がいます。
蚊は以下のようなものに反応しやすいと言われています。
- 二酸化炭素
- 汗
- 体温
- 黒っぽい服
- アルコール摂取後
運動後や汗をかいた時に刺されやすいのはそのためです。
また、体質によっても差があります。
蚊に刺されること自体の危険性
日本では、蚊に刺されて大量出血するような心配はほとんどありません。
ただし、世界的には感染症を媒介する危険があります。
代表的なものとして、
- デング熱
- マラリア
- ジカ熱
などがあります。
海外旅行や熱帯地域では、血を吸われる量より感染症対策の方が重要になります。
まとめ
蚊が1回で吸う血液量は非常に少なく、一生で何千回刺されたとしても、合計は数mL〜数十mL程度と考えられます。
感覚的には大量に吸われているように思えても、実際に不快なのは「かゆみ」や「腫れ」の影響が大きいのです。
ただし、感染症リスクや睡眠妨害などの問題はあるため、虫除けや対策はやはり大切です。


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