街中の路上や北側の日陰に生えるシダの名前は?よく見かける種類と見分け方を解説

植物

街中の路上やブロック塀の隙間、建物の北側などで、小さなシダ植物を見かけることがあります。湿った場所や日陰に群生していることが多く、「このシダは何という名前なのだろう?」と気になる人も多いでしょう。

実は、都市部でよく見かけるシダにはいくつか定番の種類があります。この記事では、街中に生える代表的なシダ植物の特徴や見分け方をわかりやすく解説します。

街中の北側でよく見かけるシダは「ノキシノブ」や「イノモトソウ」が多い

街中のコンクリートの隙間や日陰に生えるシダとして特によく見られるのが、次のような種類です。

名前 特徴
ノキシノブ 細長い葉で、石垣や樹木にも着生する
イノモトソウ 明るい緑色で細かく裂けた葉
ベニシダ やや大型で庭や半日陰に多い
ゼンマイ・ワラビ類 山間部寄りで街中では少なめ

特に都市部では、乾燥に比較的強く、少ない土でも育つ「ノキシノブ」や「イノモトソウ」が目立ちます。

なぜ北側や路地裏にシダが多いのか

シダ植物は基本的に湿気を好み、直射日光が苦手です。

そのため、建物の北側や日陰、コンクリートの隙間など、湿度が保たれやすい場所に自然と集まります。

特に雨水が残りやすい場所では、胞子が定着しやすく、少しの隙間でも生育できます。

街中でも古い石垣やブロック塀の継ぎ目などにシダが生えているのは、この性質によるものです。

ノキシノブの特徴

もし細長い葉が1本ずつ伸びているタイプなら、「ノキシノブ」の可能性があります。

ノキシノブは日本各地に分布するシダで、昔から瓦屋根や石垣にも生えていました。

特徴としては。

  • 葉が細長い
  • 濃い緑色
  • 樹木や壁面にも張り付く
  • 乾燥にも比較的強い

などがあります。

都市部の北側の壁などではかなりよく見かける種類です。

イノモトソウは街中で非常に多いシダ

葉が羽のように細かく分かれている場合は、「イノモトソウ」の仲間かもしれません。

イノモトソウは道路脇や側溝付近などにも普通に生えており、生命力が強いことで知られています。

特に梅雨時期から夏にかけて一気に増えることがあります。

見た目が柔らかく繊細なので、観葉植物のように感じる人も多いシダです。

街中のシダはどこから来るのか

シダ植物は花や種ではなく、「胞子」で増えます。

この胞子は非常に軽く、風に乗って遠くまで飛ぶため、わずかな隙間にも定着します。

例えば。

  • コンクリートのヒビ
  • 排水溝の隅
  • ブロック塀の継ぎ目
  • 古い建物の北側

など、少し湿った場所であれば生育可能です。

そのため、人が植えていなくても自然発生のように見えることが多いのです。

シダは害がある?そのままで大丈夫?

基本的に、街中の小型シダは人体に害はほとんどありません。

むしろ、湿度の高い場所の自然な植生として存在しています。

ただし。

  • 壁の隙間に根が入り込む
  • 放置すると見た目が荒れる
  • コケと一緒に増える

といったことはあります。

建物管理の観点では除去されることもありますが、植物としては珍しいものではありません。

名前を正確に知りたい場合は葉裏を見る

シダ植物は葉の形だけでは判別が難しいことがあります。

そのため、専門的には「胞子嚢(ほうしのう)」と呼ばれる葉裏の模様を見ることで種類を特定します。

例えば。

  • 丸い点状
  • 線状
  • 葉の縁沿い

など、胞子の付き方に特徴があります。

もし正確な名前を知りたい場合は、葉の表だけでなく裏側も観察すると判別しやすくなります。

まとめ

街中の北側や路地に生えているシダは、「ノキシノブ」や「イノモトソウ」などであることが多いです。

シダ植物は湿気と日陰を好み、胞子によってコンクリートの隙間にも自然に生えてきます。

特に都市部では、石垣やブロック塀、側溝周辺などで普通に見られる身近な植物です。

葉の形や葉裏の胞子の付き方を見ると、種類の違いも少しずつわかるようになります。

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