「古文が読めない」「助詞や助動詞が全然わからない」「模試で点数が取れない」と悩む高校生は非常に多いです。
特に、暗記だけでテストを乗り切ってきた場合、高2あたりで急に古文の難しさを感じる人は少なくありません。
しかし、古文は英語や数学のように“積み上げ型”の科目です。
逆に言えば、基礎から順番に理解すれば、今からでも十分伸ばせます。
この記事では、古文が壊滅的に苦手な状態から抜け出すための勉強法や、おすすめ教材、そして試験前日に最低限覚えるべきポイントをわかりやすく整理します。
古文ができない人に共通する原因
古文が苦手な人の多くは、「単語を覚えていない」以前に、文の構造を理解する基礎が不足しています。
特に以下の状態だと、初見問題はかなり厳しくなります。
- 助詞・助動詞の役割が曖昧
- 主語を追えない
- 活用を理解していない
- 単語を現代語感覚で読んでしまう
- 品詞分解を避け続けてきた
ただ、これは珍しいことではありません。
実際、高2の時点で「助動詞が何なのかわからない」という人も毎年かなりいます。
まず古文は「言語」だと理解する
古文は“昔の日本語”です。
つまり英語と同じで、文法と単語を知らなければ読めません。
逆に言えば、仕組みを理解すると急に読めるようになります。
例えば現代語でも、「行った」「行かれる」「行かせる」で意味が変わります。
古文でも同じで、助動詞が意味を決めています。
| 古文 | 意味 |
|---|---|
| けり | 過去・詠嘆 |
| む | 推量・意志 |
| べし | 当然・可能など |
| ず | 打消 |
つまり、古文はセンスではなく“文法ゲーム”に近いです。
高2からでも間に合うおすすめ勉強法
古文が苦手な人は、いきなり問題集を解いても効果が薄いです。
まずは以下の順番で基礎を作るのが重要です。
1. 古文単語を毎日触る
最初は1日10語程度でも構いません。
ただし、「現代語と意味が違う単語」を優先してください。
- あはれ → しみじみ
- なまめかし → 上品だ
- をかし → 趣がある
おすすめ教材は以下です。
- 読んで見て覚える古文単語315
- 古文単語ゴロゴ
- マドンナ古文単語
2. 助動詞だけは逃げない
古文最大の壁は助動詞です。
逆に、助動詞を理解すると文章が一気に読めます。
最低限覚えるべきは以下です。
- ず(打消)
- き・けり(過去)
- む(推量・意志)
- べし(当然・推量)
- る・らる(受身・尊敬・可能・自発)
まず意味だけでも大丈夫です。
活用は後から徐々に覚えれば問題ありません。
3. 品詞分解を怖がらない
古文が苦手な人ほど、品詞分解を避けがちです。
しかし、最初は全員できません。
「これは助詞かな?」「これは動詞かな?」と考えるだけでも前進です。
最初から完璧を求める必要はありません。
おすすめ教材は何がいい?
古文が苦手な人には、説明がやさしい教材がおすすめです。
文法
- 富井の古典文法をはじめからていねいに
- 岡本梨奈の古文ポラリス基礎
- マドンナ古文
単語
- 古文単語315
- ゴロゴ
読解
- ステップアップノート30
- 古文上達 基礎編
特に、講義系参考書は「なぜそうなるか」が理解しやすいです。
明日の中間試験までに最低限やるべきこと
前日なら、広く浅くより“出る部分に集中”が重要です。
優先順位
- 本文の現代語訳
- 重要単語
- 助動詞
- 敬語
特に「蜻蛉日記」は感情や人物関係が重要です。
誰が誰に対して怒っているのか、悲しんでいるのかを把握すると読みやすくなります。
最低限覚えたい助詞・助動詞
| 語 | 意味 |
|---|---|
| の | 主格・連体修飾 |
| を | 目的語 |
| に | 場所・対象 |
| けり | 過去・詠嘆 |
| ず | 〜ない |
| む | 〜だろう・〜しよう |
この辺だけでも理解すると、文章の骨組みがかなり見えます。
古文は突然伸びる科目
古文は、ある日突然「読める感覚」が来ます。
英語のように、知識が繋がる瞬間があるからです。
今は「全部知らない」と感じても、実際には基礎がまだ整理されていないだけのことが多いです。
特に高2なら、まだ十分間に合います。
まとめ
古文が苦手でも、高2から十分立て直せます。
まずは「助動詞」「古文単語」「品詞分解」の3つを基礎から積み上げることが重要です。
前日は、全部を理解しようとするより、本文の流れと重要語句を押さえることを優先しましょう。
古文は暗記だけでは限界がありますが、文法の仕組みがわかると急に読みやすくなる科目です。
今気づけた時点で、むしろ大きなスタートラインに立っています。


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