小学校4年生の算数では、「○○がいる人」「△△がいる人」を調べる問題がよく出てきます。
一見すると難しそうですが、実は「重なっている人をどう数えるか」がポイントです。
特に、「弟も妹もいる人」がいる場合、その人を2回数えてしまわないように注意しなければなりません。
この記事では、40人のクラスで「弟がいる人」「妹がいる人」を調べた問題を使って、図をイメージしながらわかりやすく解説します。
まず問題を整理する
問題の内容を整理すると、次のようになります。
| 内容 | 人数 |
|---|---|
| 弟がいる人 | 9人 |
| 妹がいる人 | 10人 |
| 弟も妹もいる人 | 2人 |
| 全部で | 40人 |
ここで大事なのは、「弟がいる人9人」の中には、「弟も妹もいる人2人」も含まれているということです。
妹についても同じです。
① 弟だけいる人は何人?
弟がいる人は全部で9人です。
でも、その中には「弟も妹もいる人」が2人入っています。
つまり、「弟だけ」の人を出すには、重なっている2人を引けばよいです。
9−2=7
したがって、答えは7人です。
② 妹だけいる人は何人?
考え方は同じです。
妹がいる人は10人ですが、その中には「弟も妹もいる人」2人が含まれています。
そのため、妹だけいる人は、
10−2=8
となります。
答えは8人です。
③ 弟も妹もいない人は何人?
まず、「少なくとも弟か妹がいる人」を考えます。
弟だけいる人は7人、妹だけいる人は8人、両方いる人は2人でした。
つまり、弟か妹がいる人は、
7+8+2=17人
です。
クラス全体は40人なので、弟も妹もいない人は、
40−17=23人
となります。
答えは23人です。
④ 少なくとも妹か弟がいる人は何人?
「少なくとも妹か弟がいる」というのは、
- 弟だけいる人
- 妹だけいる人
- 両方いる人
を全部合わせた人数のことです。
つまり、先ほど求めた17人がそのまま答えになります。
答えは17人です。
なぜ「両方いる人」を引くの?
この問題で一番大事なのは、「両方いる人」を2回数えないことです。
例えば、弟も妹もいる人をそのまま数えると、
- 弟グループで1回
- 妹グループで1回
合計2回数えたことになってしまいます。
だから、最後に重なった人数を引いて調整します。
これは「集合」の考え方と呼ばれ、中学以降の数学でも非常によく使います。
図で考えるとわかりやすい
この問題は、丸を2つ使って考えると理解しやすいです。
左の丸を「弟がいる人」、右の丸を「妹がいる人」とします。
そして、真ん中の重なった部分に「両方いる人2人」を入れます。
すると、残りを計算するだけで答えが見えてきます。
小学校の算数では、この「重なり」を図で整理することがとても大切です。
まとめ
「弟がいる人」「妹がいる人」のような問題では、両方に当てはまる人をどう扱うかがポイントになります。
今回の問題の答えは次の通りです。
| 問題 | 答え |
|---|---|
| ①弟だけいる人 | 7人 |
| ②妹だけいる人 | 8人 |
| ③弟も妹もいない人 | 23人 |
| ④少なくとも妹か弟がいる人 | 17人 |
このタイプの問題では、「重なっている人を引く」という考え方を覚えると、かなり解きやすくなります。


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