低圧受電設備を新設する際、VVFケーブルの太さ、漏電ブレーカ容量、低圧絶縁トランス容量の適正選定は安全性と効率に直結します。本記事では、典型的な設備構成を例に、各機器の選定ポイントを解説します。
1. VVRケーブルの太さ選定(②④⑥⑧)
VVFケーブルの太さは負荷容量、長さ、許容電流を基に選定します。一般的には負荷125Aブレーカの下流では22~38mm²程度が目安となります。短距離であれば電圧降下を考慮して、負荷容量に応じたケーブルを選定します。
2. 漏電ブレーカ容量(⑤)
漏電ブレーカは主に漏電時の遮断を目的とします。定格電流は負荷総和に少し余裕を持たせ、例えば125Aの負荷ブレーカ下流であれば150A程度の定格を選ぶのが一般的です。漏電感度は30mAなど安全規格に従います。
3. 低圧絶縁トランス容量(⑦)
トランス容量は変圧後の負荷容量に応じます。負荷125A×100Vの場合、約12.5kVA以上が目安です。単相三線→単相二線変換では、変圧後の負荷に余裕を持たせた容量を選定してください。
4. 実務上の注意点
電力会社の指示や地域規制に従うことが前提です。ケーブルの許容電流、電圧降下、環境条件を考慮して太さを決定してください。また、漏電ブレーカやトランスも定格と安全マージンを確保することが重要です。
まとめ
低圧受電設備の新設では、VVFケーブルは負荷容量と距離に応じた太さを選定し、漏電ブレーカは定格電流と感度を考慮、低圧絶縁トランスは負荷総容量に余裕を持たせて選ぶことが安全で効率的です。設計前に必ず電気設備技術基準や電力会社の指示を確認しましょう。


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