建物の高層階に水を供給する際、水圧や配管の設計が重要になります。単純にパイプを細くすれば水が上まで届くという考え方は一面の事実ですが、実務的には他の要素も考慮する必要があります。
水圧の基本
水道管内の水圧は、建物の高さや地上水圧によって決まります。一般に、1mの高さに対して約0.1気圧の圧力差が生じます。したがって、3階や5階に水を供給する場合は、十分な初期水圧が必要です。
パイプ径と流量の関係
パイプを細くすると摩擦損失が大きくなり、水はゆっくりとしか流れません。ちょろちょろ流れるのは可能ですが、使用に十分な流量は確保できません。逆に太いパイプでは摩擦損失が少なく、流量が増えます。
高層建築での水道設計
高層建築では、単純に水道の水圧だけで全階に供給するのではなく、屋上タンクや加圧ポンプを設置することが一般的です。これにより、3階以上の階でも十分な水量と圧力を確保できます。
まとめ
結論として、水道の水は単純にパイプを細くすれば高層階まで届くわけではなく、十分な圧力と流量を確保するためにはポンプやタンクの設置が必要です。気長にやかんで貯める方法も一応は水を確保できますが、実務的には効率的ではありません。


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