変圧器から電源を取り出す際、配線遮断器(MCCB)や漏電遮断器(ELCB)のサイズ選定は重要です。適切なサイズを選ばないと、保護が不十分になったり誤作動が発生したりします。ここでは、基本的な考え方と注意点を整理します。
MCCB(配線遮断器)の基本
MCCBは電流容量を基準に選びます。変圧器側でMCCB3P2E100Aを使用している場合、端末側の分電盤でも同じサイズのMCCBを使用して問題ありません。重要なのは、遮断器が過電流から配線や機器を保護できることです。容量を下げると、負荷が通常範囲内でも遮断される可能性があり、容量を上げすぎると保護が不十分になります。
ELCB(漏電遮断器)の基本
ELCBは漏電電流に応じて感度(定格漏電電流)を選定します。端末側でELCBを小さくする理由は、漏電感度を高めることでより細かく漏電を検知できるようにするためです。ただし、必ずしも変圧器側より小さくする必要はなく、負荷容量に応じて適正な定格を選べば良い場合もあります。
サイズを変える場合の注意点
・MCCBは負荷容量に見合ったサイズを選ぶ
・ELCBは漏電感度を高める場合のみ小さくする
・定格より小さいと誤作動、大きいと保護不足になる
・配線容量や負荷特性も考慮する必要があります
まとめ
結論として、端末の分電盤でMCCBのサイズを変える必要はなく、同じ100Aでも問題ありません。ELCBについては、必ずしも容量を下げる必要はなく、負荷や漏電リスクに応じた適正な定格を選定するのが基本です。電気業者からの指示に疑問がある場合は、メーカーの資料や規格に基づいた判断が重要です。


コメント