GコードはCNC工作機械を操作するための標準的な指令言語で、メーカーによって一部コマンドや書式が異なります。OSP(オークマ系)とファナック系の違いを理解することで、G02/G03やG336/G337の挙動や座標指定の書き換えがスムーズになります。
G02とG03の基本
G02は時計回り(CW)、G03は反時計回り(CCW)の円弧補間を指示するコードです。OSPでは半径(R)または中心座標(I,J,K)を用いて円弧を描きます。ファナックでも同様ですが、座標の扱いやオプションパラメータに若干の違いがあります。
G336とG337の違い
OSPではG336が半径指定の円弧、G337が中心点指定の円弧に対応しています。G336では始点から終点までの弧を半径Rで指定するのに対し、G337は円弧の中心座標(I,J,K)を指定して描画します。これにより、複雑な円弧も正確に制御できます。
G90G0Z100のファナックでの書き換え
OSPでのG90G0Z100は、絶対座標(G90)でZ軸を100まで早送り(G0)する指令です。ファナックでもG90は絶対座標指定、G0は位置決めの高速移動なので、書き換えは同じく「G90 G0 Z100」と記述します。OSP独自の書式がない限り、基本的に同等です。
まとめ
OSPとファナックのGコードの主な違いは、円弧補間のコマンド(G336/G337)や座標指定の書式にあります。G02/G03はCW/CCWの円弧で共通です。G90G0の座標指定は両者でほぼ同じ記述で問題ありません。レポートやプログラム変換の際には、円弧指定の方法に注意して対応しましょう。


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