この問題は、1から50までの整数が書かれたカードをシャッフルしたときに、取り出したカードの数字が2の倍数または3の倍数である確率を求めるものです。まずは問題文を整理し、確率を求めるために必要な情報を把握しましょう。
1から50までの整数について
1から50までのカードには、整数がそれぞれ1つずつ書かれています。よって、この中から1枚のカードを取り出すという問題です。全ての数字のカードが均等に取り出される確率であるため、まずは全体のカード枚数を求めます。
この場合、全体のカードは50枚です。
2の倍数と3の倍数
次に、問題の条件である「2の倍数または3の倍数」を理解する必要があります。2の倍数と3の倍数の数字をリストアップしてみましょう。
2の倍数は、2, 4, 6, …, 50までの数です。つまり、2の倍数は25個あります。
次に、3の倍数は、3, 6, 9, …, 48までの数です。つまり、3の倍数は16個あります。
重複を考慮する
2の倍数または3の倍数に該当するカードの枚数を求めるために、重複してカウントされる数字を調べる必要があります。
2と3の最小公倍数は6です。6の倍数は、6, 12, 18, …, 48までの数です。つまり、6の倍数は8個あります。
これらの重複を避けるため、2の倍数または3の倍数に該当するカードの枚数は、次のように計算できます:
2の倍数または3の倍数のカード枚数 = 2の倍数の枚数 + 3の倍数の枚数 – 6の倍数の枚数
これを代入すると、25 + 16 – 8 = 33枚です。
確率の計算
したがって、2の倍数または3の倍数であるカードの枚数は33枚です。確率は、望ましい結果の数(33枚)を全体のカード数(50枚)で割ることで求められます。
確率 = 33 / 50 = 0.66
まとめ
この問題では、2の倍数または3の倍数に該当するカードを取り出す確率は0.66、すなわち66%であることがわかりました。重複するカード(6の倍数)を考慮して計算することが重要でした。


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