30年以上前に飼っていた熱帯魚の名前が分からず、その後もずっと気になっているという方が多くいらっしゃいます。質問者が記憶しているのは、「ライオンヘッド」という名前の魚で、顔がオニダルマオコゼのような特徴的な顔つきをしており、体長は10数センチ程度、底に隠れる性格の魚だったということです。しかし、検索してもシクリッドや金魚しか出てきません。今回はそのような特徴の魚が実際に存在するのか、その正体について解説します。
ライオンヘッドという名前の熱帯魚
「ライオンヘッド」という名前が示す通り、この魚はライオンのような顔つきが特徴的です。しかし、実際にその名前が付けられた魚は多くありません。質問者が記憶している特徴的な顔立ちと底で隠れる性格から、おそらく「ライオンヘッド」という名前で売られていた別名の魚が考えられます。おそらくそれは、「オニダルマオコゼ」や「オニカサゴ」に似た特徴を持つ種類の魚だった可能性が高いです。
オニダルマオコゼに似た熱帯魚
オニダルマオコゼ(日本では「鬼鯛」)は、非常にいかつい顔立ちをしているため、質問者が記憶している「顔がオニダルマオコゼのような顔」という表現に合致する可能性があります。この魚は、体長が10~20センチ程度の中型魚で、底に住む習性を持っています。そのため、水槽の底で隠れるという特徴にもピッタリです。
シクリッドや金魚との違い
シクリッドや金魚は、どちらも熱帯魚の中では非常に人気のある種類ですが、質問者が記憶している「ライオンヘッド」とは全く異なる特徴を持っています。シクリッドは、一般的に体が丸いか楕円形で、非常に活発な性格をしています。一方、金魚は日本で広く知られた淡水魚ですが、いずれも「ライオンヘッド」とは顔立ちも性格も異なります。質問者の記憶に合致する魚は、シクリッドや金魚ではない可能性が高いです。
生態や飼育における注意点
もし「ライオンヘッド」に似た魚が「オニダルマオコゼ」やその他の魚であった場合、その飼育は比較的難しいことがあります。特に、底に隠れる性格の魚は、水槽内の隠れ家や適切な環境が必要です。また、突然水が濁るようなトラブルがあったとのことですが、これは水質管理が不十分だったために起こった可能性もあります。底に隠れる魚を飼う際は、濾過機能が十分であることを確認し、水質管理に注意を払うことが重要です。
まとめ
質問者が記憶している「ライオンヘッド」という名前の熱帯魚は、おそらく「オニダルマオコゼ」や「オニカサゴ」に似た特徴を持つ魚であった可能性が高いです。シクリッドや金魚とは異なり、底に隠れる性格で顔がいかつい特徴を持つこの魚は、特殊な飼育環境が求められるため、飼う際には十分な注意が必要です。


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