SPI試験で出題される問題の一つに、エネルギー消費量に関する問題があります。今回は、カナダのエネルギー消費量のデータを基にした計算問題について解説します。質問者は、「電力エネルギー消費量は液体エネルギー消費量のちょうど60%」という情報から、液体エネルギー消費量を求める問題について混乱しているようです。この問題を馬鹿でもわかるように解説します。
1. 問題の理解
まず、問題文を整理しましょう。カナダのエネルギー消費量に関して、以下の情報が与えられています。
- 固形エネルギー消費量:25百万t
- 液体エネルギー消費量:不明(求める値)
- ガスエネルギー消費量:80百万t
- 電力エネルギー消費量:不明(液体エネルギー消費量の60%)
- 合計エネルギー消費量:237百万t
2. 解き方のステップ
次に、計算方法をステップごとに見ていきましょう。問題に書かれている内容を使って、液体エネルギー消費量と電力エネルギー消費量を求めます。
- まず、固形エネルギー消費量とガスエネルギー消費量を足します。
- その後、合計エネルギー消費量237百万tから固形とガスの消費量を引きます。
- 残りの値が液体エネルギー消費量と電力エネルギー消費量の合計です。
3. 液体エネルギー消費量を求める
「電力エネルギー消費量は液体エネルギー消費量のちょうど60%」という情報を使って、液体エネルギー消費量を求めます。これにより、電力消費量も計算できます。
このように、液体エネルギー消費量は単に数式を使って求められるので、計算式をしっかりと理解することが大切です。
4. 計算式の適用と解答例
実際に計算を行ってみましょう。まず、固形エネルギー消費量とガスエネルギー消費量を足します。
25 + 80 = 105百万t
次に、合計エネルギー消費量から105を引きます。
237 – 105 = 132百万t
この132百万tは、液体エネルギー消費量と電力エネルギー消費量の合計です。
電力エネルギー消費量が液体エネルギー消費量の60%であることから、液体エネルギー消費量を「x」とすると、電力エネルギー消費量は「0.6x」となります。
したがって、以下の方程式を立てることができます。
x + 0.6x = 132
1.6x = 132
x = 132 / 1.6 = 82.5百万t
液体エネルギー消費量は82.5百万tであり、電力エネルギー消費量はその60%、つまり49.5百万tとなります。
5. まとめ
このように、SPI試験に出題されるエネルギー消費量の問題は、数式を使って順を追って計算することで解決できます。「電力エネルギー消費量は液体エネルギー消費量の60%」という情報をもとに、残りの消費量を求める問題でした。数式をしっかりと理解し、計算することで解答できます。これが問題の解き方です。
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