アメリカの3相4線式電源と3相3線式モーターの接続方法について

工学

2025.08.27

アメリカの3相4線式電源(RSTN+E)を使用して、3相3線式(RST+E)のモーター付き機械を接続する際の適切な接続方法について説明します。質問者は、N線を繋がないだけでよいのか、それともN線とアースを短絡すべきかを尋ねています。

1. 3相4線式と3相3線式の違い

まず、3相4線式と3相3線式の違いを理解することが重要です。3相4線式では、3本の相線（R, S, T）と1本の中性線（N）に加えて、アース（E）があります。これに対して、3相3線式では中性線は存在せず、3本の相線（R, S, T）とアース線（E）のみが使用されます。

3相3線式(RST+E)のモーターを3相4線式(RSTN+E)の電源に接続する場合、基本的に中性線(N)は使用しません。したがって、中性線(N)は接続せず、相線(R, S, T)とアース(E)を適切に接続する必要があります。

アース線は安全のために正しく接続する必要があります。モーターのアース端子と電源のアース線をしっかりと接続し、漏電やショートなどの危険を防ぎます。

質問者が言及している「N線とアースを短絡」という方法は、基本的には推奨されません。中性線とアースは、異なる目的を持つ線であり、これらを短絡させることで電気的な問題や安全上のリスクが生じる可能性があります。

中性線は、通常、電源システム内で安定した電圧を提供するために使用され、アースは機器の安全のために使用されます。したがって、これらを短絡することは避け、正しく接続することが重要です。

接続方法に関しては、必ず製造者の指示や技術基準を確認してください。異なる国や地域では、電気設備の接続方法が異なることがありますので、必ず現地の規定に従って設置作業を行うようにしましょう。

また、安全のため、電源を接続する前に回路のテストを行い、正しい接続がなされていることを確認してください。

アメリカの3相4線式電源を使用して3相3線式モーターを接続する際は、中性線(N)を接続する必要はありません。アース線(E)と相線(R, S, T)を正しく接続し、N線とアースを短絡しないようにしましょう。また、必ず規定に従い、安全に接続作業を行うことが大切です。