2025年8月現在、新潟県上越市では深刻な水不足が続いており、市民生活や農業に多大な影響を及ぼしています。特に、正善寺ダムの貯水率が低下し、節水の徹底が求められています。
正善寺ダムの現状と水道水の供給状況
正善寺ダムの貯水率は、8月13日午前10時時点で16.8%と依然として低水準にあります。これにより、上越市では9月10日までの断水回避が見込まれていますが、引き続き節水の協力が必要です。
新たな水源の確保と配水対策
市は、上越妙高駅周辺の消雪用井戸からの水の利用を開始し、配管工事を完了させました。また、旧南城浄水場の稼働も再開し、正善寺ダムからの放流も行われています。これらの対策により、水道水の供給が維持されています。
農業への影響と支援策
農業用水の不足により、田んぼのひび割れや稲の枯れなどの被害が報告されています。これを受けて、上越市は農林水産業者を対象に緊急金融支援制度を創設し、資金調達の支援を行っています。
市民へのお願いと今後の見通し
市民の皆様には、引き続き40%以上の節水をお願いしています。今後の降雨状況によっては、さらに厳しい状況となる可能性がありますので、協力をお願いいたします。
詳細な情報や最新の状況については、上越市の公式ウェブサイトをご確認ください。
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