往復の所要時間を求める問題の解法:分速120メートルと時速5キロの往復

中学数学

この問題では、6キロの道のりを分速120メートルで行き、帰りは時速5キロで往復する際の合計所要時間を求めます。問題の解法を順を追って説明し、なぜ答えが122分になるのかを明確にします。

1. 問題の整理

問題の条件は以下の通りです。

  • 道のり:6キロメートル(片道)
  • 行きの速度:分速120メートル
  • 帰りの速度:時速5キロメートル

まず、道のりと速度が与えられています。これらを使って、行きと帰りの所要時間をそれぞれ計算し、最終的な合計時間を求めます。

2. 行きの所要時間の計算

行きの速度は「分速120メートル」となっており、6キロメートル(6000メートル)を進むためにかかる時間を求めます。

時間 = 距離 ÷ 速度 ですので、行きの所要時間は次のように計算できます。

行きの所要時間 = 6000メートル ÷ 120メートル/分 = 50分

つまり、行きには50分かかります。

3. 帰りの所要時間の計算

帰りの速度は「時速5キロメートル」となっており、同じく6キロメートルの道のりを進むためにかかる時間を求めます。

時速5キロメートルは1時間に5キロ進む速度ですので、6キロメートルを進むのにかかる時間は次のように計算できます。

帰りの所要時間 = 6キロメートル ÷ 5キロメートル/時 = 1.2時間 = 72分

帰りには72分かかります。

4. 合計所要時間の計算

行きの所要時間が50分、帰りの所要時間が72分なので、往復にかかる合計時間は次のように計算できます。

合計所要時間 = 50分 + 72分 = 122分

したがって、この往復にかかる合計時間は122分となります。

5. まとめ:分速と時速を使った所要時間の計算

この問題では、行きと帰りの所要時間を別々に計算し、それらを足し合わせることで合計の所要時間を求めました。分速120メートルと時速5キロメートルの速度を使って、時間を正確に計算することができました。

このような問題では、距離と速度が与えられたときに、まずはそれぞれの所要時間を求めることが基本となります。計算方法をしっかり理解し、他の問題にも応用できるようにしておきましょう。

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