小学算数の問題で、食塩水を混ぜ合わせる問題があります。例えば、9%の食塩水1.2kgと7%の食塩水800gを混ぜ合わせた場合、何%の食塩水ができるのでしょうか?答えは8.2%です。この問題を解くための考え方をわかりやすく解説します。
1. 問題の理解
まず、問題を理解しましょう。「9%の食塩水1.2kg」とは、1.2kgの食塩水の中に9%の食塩が含まれているという意味です。同じように、「7%の食塩水800g」は、800gの食塩水に7%の食塩が含まれています。この2つを混ぜることで、新しい食塩水の濃度を求めます。
2. 食塩の量を計算する
それぞれの食塩水に含まれている食塩の量を計算しましょう。
・9%の食塩水1.2kgに含まれる食塩の量は。
1.2kg × 9% = 1.2 × 0.09 = 0.108kg
・7%の食塩水800gに含まれる食塩の量は。
800g × 7% = 800 × 0.07 = 56g = 0.056kg
3. 食塩水の合計量を求める
次に、混ぜ合わせた食塩水の合計の量を求めます。
合計の食塩水の量は。
1.2kg + 0.8kg = 2kg
4. 混合後の食塩の濃度を求める
混ぜた食塩水の中に含まれている食塩の総量は。
0.108kg + 0.056kg = 0.164kg
新しい食塩水の濃度は、食塩の総量を食塩水の総量で割って求めます。
0.164kg ÷ 2kg = 0.082 = 8.2%
5. まとめ
このように、9%と7%の食塩水を混ぜると、混合後の食塩水は8.2%になります。問題を解く際は、それぞれの食塩水に含まれる食塩の量を計算し、合計の食塩量を合計の食塩水の量で割って、混合後の濃度を求めます。
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