KiCadでRaspberry Pi Pico2の回路を作成する際のフットプリントの問題と解決方法

工学

KiCadでRaspberry Pi Pico2を使用して回路を作成している際に、Picoのフットプリントを指定したにもかかわらず、穴の位置が合わなかったという問題が発生することがあります。この問題を解決するためには、いくつかのステップを踏む必要があります。

1. PicoとPico2のフットプリントの違いを確認

まず、Raspberry Pi PicoとRaspberry Pi Pico2のフットプリントに違いがないか再確認しましょう。公式のKiCadライブラリや、使用しているフットプリントがPico2に対応しているか確認することが重要です。これらのボードは、見た目が似ているものの、ピン配置や物理的なサイズに微細な違いがある可能性があります。

2. フットプリントの変更を確認

KiCadのフットプリントライブラリで、PicoとPico2のフットプリントが適切に設定されているか、最新のものを使用しているか確認してください。フットプリントの寸法やピン配置が異なる場合、手動で変更する必要があります。特に、Pico2に特有の変更点がある場合、手動で調整しないといけません。

3. フットプリントの設定と確認方法

KiCadのエディタで、Pico2用のフットプリントを使用している場合、設定の確認を行い、もし間違ったものを指定していた場合は、正しいものに変更してください。また、ピンの位置やパッドサイズが合っているかを再確認するため、3Dビューワで確認するのも一つの方法です。

4. 印刷の設定を確認

フットプリントが正しく設定されている場合でも、配線のパターンを紙に印刷した際に、サイズの不一致が生じることがあります。これは、印刷設定が適切でないことが原因のことが多いです。印刷時に1:1のスケールで印刷されているか、また、プリンタの設定でスケーリングオプションがオフになっているかを確認してください。

5. まとめと対応策

問題が発生した場合、まずはフットプリントの設定が正しいか、使用しているフットプリントがPico2に対応しているか確認してください。さらに、印刷設定を見直し、1:1スケールで印刷されるように調整しましょう。これらの対応をすることで、正確な部品配置を確認することができるようになります。

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