AさんとBさんの追いつき問題の解説

中学数学

今回はAさんとBさんが追いつくまでの時間を求める問題について解説します。問題は次のようになります。

AさんはP地点から、BさんはP地点よりも12m先から、同時にスタートして傾斜を下ります。Aさんは自転車でx秒間にx²/2(m)進み、Bさんは毎秒1(m)の速さで歩きます。Aさんはスタートしてから何秒後にBさんに追いつくかを求めます。

1. 問題を式に表す

まず、AさんとBさんの移動距離を式に表します。

Aさんの進んだ距離は、Aさんの時間xに対してx²/2(m)です。Bさんは毎秒1mの速さで歩くので、x秒後の距離はBさんが進んだ距離になります。

2. 追いつく条件を考える

AさんがBさんに追いつく条件は、AさんとBさんが同じ距離に到達することです。したがって、Aさんの進んだ距離とBさんの進んだ距離が等しくなる時点で追いついたといえます。

式で表すと、Aさんの距離(x²/2)とBさんの距離(x+12)の差が0になる時が追いついた時点です。

3. 連立方程式を解く

この問題は次のような連立方程式にまとめることができます。

x²/2 = x + 12

この方程式を解くと、x = 16 となります。

4. まとめ

よって、AさんがBさんに追いつくのは16秒後です。この問題の解法は、まずAさんとBさんの進む距離の関係を式にし、その後連立方程式を解くことで求めることができます。

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