R^2の部分空間判定: V={(x, y) | xy≧0}が部分空間かどうかの検証

大学数学

「R^2の部分集合V = {(x, y) | xy ≧ 0}」が部分空間であるかどうかを判定する問題について、いくつかのポイントを解説します。特に、加法において閉じていることが条件かどうかについても触れます。

部分空間とは?

まず、線形空間の部分空間の定義を確認しましょう。部分空間であるためには、以下の条件を満たさなければなりません。

  • 零ベクトルが含まれていること。
  • 加法において閉じていること。
  • スカラー倍において閉じていること。

ここでの質問は、与えられた集合Vが部分空間の条件を満たしているかを確認することです。特に「加法において閉じているか?」という点に注目する必要があります。

V = {(x, y) | xy ≧ 0} の加法における閉じる性質

集合Vの元は、xy ≧ 0という条件を満たす点です。例えば、(1, 1) と (3, 0) がVの元だとしましょう。

この2つのベクトルを加えた場合、(1, 1) + (3, 0) = (4, 1) となります。このベクトルの積は4 * 1 = 4であり、xy ≧ 0を満たしているので、このベクトルはVに含まれます。しかし、加法において常に閉じているわけではありません。

反例の確認

次に、反例として (1, 1) と (3, 0) を取り上げましたが、実際に加算した結果がVに含まれていない場合を考えます。

例えば、(1, -1) と (-3, 1) を加算した場合、(1, -1) + (-3, 1) = (-2, 0) となり、このベクトルの積は-2 * 0 = 0 であり、xy ≧ 0の条件を満たします。ですが、他の加算を行うと条件を満たさないケースが存在します。

加法における閉じていない例

加法において閉じていないというのは、2つのVの元を加算した結果がVに含まれない場合です。例えば、(1, -1) と (-1, 1) を加えた場合、結果として (0, 0) が得られますが、(0, 0) はxy≧0の条件を満たすため、条件を満たしているかに見えます。

そのため、加法における閉じる性質が成立しないため、この集合Vは部分空間ではありません。

まとめ

与えられた集合V = {(x, y) | xy ≧ 0}が部分空間かどうかは、加法において閉じていないことから、部分空間でないと結論できます。加法において閉じる性質が満たされていないため、この集合はR^2の部分空間として認められません。

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