小4のわり算文章題を解く方法|問題の解き方と考え方

数学

小学校4年生のわり算の文章題は、文章をよく読み、必要な情報を整理して計算することが大切です。今回は「たろうさんの学校の4年生は全部で1□6人で、13人ずつの列を作ると、最後の列は13人より少なく、13人の列の数は10より少なかった」という問題を解いていきます。この問題では□に入る数字を求めます。

問題の理解と情報の整理

まず、問題文をよく読んで、必要な情報を整理します。ここでのポイントは次の通りです。

  • 1□6人の人数が学校の4年生の人数で、□には10の位の数字が入る。
  • 13人ずつの列を作ると、最後の列は13人より少ない。
  • 13人の列の数は10より少ない。

この情報から、4年生の人数を「1□6人」として、13人ずつの列に分けると、最後の列は13人より少ない人数になり、列の数は10未満であることがわかります。

式の立て方と計算

次に、この情報を使って式を立てます。まず、「1□6人」という人数は、□に入る数字が何かによって決まります。これを13で割って、列の数が10より少ないことを確認する必要があります。

式は次のように考えます。

  • 人数 = 1□6
  • 列の数 = 人数 ÷ 13

例えば、□に「0」が入ると、人数は106人となり、106 ÷ 13 = 8.15、つまり8列が作れることになります。この場合、8列が13人ずつ並び、残りの人数は106 – (13 × 8) = 2人となり、条件に合います。

同様に、□に他の数字を入れて試すと、条件に合う数字がわかります。

条件に合う数字の確認

□に入る数字を順に確認していきます。

  • □ = 0の場合、106 ÷ 13 = 8列(残り2人)
  • □ = 1の場合、116 ÷ 13 = 8列(残り12人)
  • □ = 2の場合、126 ÷ 13 = 9列(残り9人)
  • □ = 3の場合、136 ÷ 13 = 10列(残り6人)
  • □ = 4の場合、146 ÷ 13 = 11列(残り3人)

このように、□に入る数字が「0」である場合が条件にぴったり合います。最終的な人数は106人で、8列が13人ずつ並び、最後の列に少し余分な人数が残ります。

まとめと解説

今回の問題では、「1□6人」の人数を13人ずつの列に分けた場合、□に入る数字が「0」であることがわかりました。このように、文章題を解くときは、与えられた条件を基に式を立て、計算していくことが重要です。

さらに、文章をよく読んで、問題の本質を理解することが、解くためのカギとなります。わり算の問題では、人数を割って、残りの人数や列の数を考慮しながら解いていく方法を習得することが大切です。

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