log(1/2(x-1)(x+2))の式における真数正条件は、数式の中で対数関数が定義されるために必要な条件です。この式の真数が正である必要があるため、どのように条件を考えるべきかを解説します。
真数正条件の理解
まず、対数関数log(x)はx > 0で定義されます。したがって、式の中で対数を取る部分(1/2(x-1)(x+2))が正でなければなりません。つまり、真数が正であることが必要条件です。
この場合、式は1/2(x-1)(x+2)という形になっています。この部分が正となるためには、(x-1)(x+2) > 0でなければなりません。
条件の分解と考え方
問題において「x-1」と「x+2」を分けて考えるべきか、それとも一つの式として考えるべきかという点が問われています。この場合、(x-1)(x+2)という積の形になっているため、積が正であるための条件を考えます。
具体的には、積が正となる条件は「x-1とx+2が両方とも正」または「両方とも負」である必要があります。
解法のステップ
1. (x-1) > 0 かつ (x+2) > 0 または、2. (x-1) < 0 かつ (x+2) < 0 という二つの条件を考えます。
これを解くと、以下のように条件が分かれます。
- 1. x > 1
- 2. x < -2
したがって、xの範囲はx < -2またはx > 1となります。
まとめ
log(1/2(x-1)(x+2))の真数が正であるための条件は、(x-1)(x+2) > 0を満たす必要があります。これを満たすxの値は、x < -2またはx > 1です。このようにして真数正条件を考えることができます。
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