韓国語の文法でよく使われる「ㄴ/는 다고 하다」ですが、この表現が省略されて「다고」だけでも「〜です」という意味になる場合があるのでしょうか?この記事ではその疑問を解決します。
「ㄴ/는 다고 하다」の基本的な使い方
「ㄴ/는 다고 하다」は、引用を表す表現です。例えば、「彼は行くと言った」という場合、「그는 간다고 했다」というふうに使われます。この構造では、動詞の後ろに「ㄴ/는」をつけて引用するのが基本です。
「다고」だけで使われる場合
「ㄴ/는 다고 하다」を省略して「다고」だけで使うこともありますが、これが可能になるのは、通常の会話の中で前提や文脈が明確な場合です。例えば、すでに話題に上っている内容を繰り返す時などに、わざわざ「ㄴ/는 다고 하다」を言わなくても「다고」だけで通じることがあります。
具体的な例
例えば、以下のような状況で「다고」だけで十分意味が伝わります。
- 友人A: 「今、彼がどこに行ったか知ってる?」
- 友人B: 「うん、行くって言ってたよ。」(→ 「가고 싶다고」)
このように、会話の流れにより「다고」だけで意思を伝えることが可能です。
まとめ
「ㄴ/는 다고 하다」を省略して「다고」だけで使用する場合は、文脈によって成り立つことが多いです。文章や会話の前提が分かっていれば、わざわざ全てを言わなくても意味が通じる場合があります。ただし、正式な文や初めて聞く内容には、完全な形の「ㄴ/는 다고 하다」を使う方が確実です。
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